水管理・国土保全局

第2回NIPPON防災資産認定式の開催概要 <令和7年12月22日>

金子大臣の挨拶 <抜粋して掲載>

この度は、「NIPPON防災資産」の優良認定、誠におめでとうございます。また、日々、災害の伝承や防災意識の啓発にご尽力いただいていることに深く謝意を申し上げたいと思います。

激甚化・頻発化する自然災害から命を守り、被害を最小化するためには、行政などの取組に加え、住民一人一人が、災害リスクを、「他人事」ではなく「自分事」として捉え、日頃から災害に備えるとともに、いざというときには、主体的に避難行動をとることが重要です。
この「NIPPON防災資産」は、こうした災害リスクを「自分事」として考えていくことにつながる施設や活動を認定するもので、昨年5月に創設をし、今回が2回目の認定となりました。

私の地元の熊本においても、熊本地震震災ミュージアムが、第1回 NIPPON防災資産の優良認定として選定されましたが、このような災害の記憶と教訓を伝承する施設や活動の重要性は、被災を経験した者として、強く感じております。

今回「NIPPON防災資産」に認定された施設や活動は、災害時の避難生活を模擬体験できる防災プログラムを実施している取組、若い世代の語り部ガイドの発掘や育成に力を入れている取組、教育機関と連携した継続的な防災教育を実施している取組などが評価されております。

「NIPPON防災資産」に認定された後も、皆様の活動にさらなる磨きをかけていただき、皆様の地域、そしてわが国における防災力向上の牽引役となっていただくことを期待しております。
挨拶を述べる金子大臣
挨拶を述べる金子大臣

認定証を授与する斉藤大臣[当時]
認定証を授与する金子大臣

認定者との記念撮影
認定者との記念撮影

認定者代表の挨拶 <抜粋して掲載>(気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館)

【気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館 及川淳之助館長】
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は、気仙沼市の目指す「津波死ゼロのまちづくり」に寄与することを目的に2019年3月10日に開館しました。

私は東日本大震災当時、南三陸消防署勤務の消防職員でした。地震発生後、南三陸消防署にかけつけ、屋外で一般車両の避難誘導をしていた私は、津波に襲われ、沖へと流され、何度も海中に引きずり込まれました。力尽き、生きるのを諦めかけた瞬間、3人の娘の笑顔を思い出し、「ここで死んでられっか。どこまでも生きてやる。」と力を振り絞り、這い上がってきたところを、地元の方々に救助して頂きました。

その時の記憶はありませんが、このような皆様の助けがあったからこそ、大津波から生還したのだと思います。

この震災での教訓を糧に、気仙沼市が目指す「津波死ゼロのまちづくり」を風化させないよう、伝えて伝えて伝えていきます。
認定者代表の挨拶の様子
認定者代表の挨拶の様子

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