住んでいるエリアの水害リスクを調べよう!
どうやって調べればいい?
答えは3つあるよ
イラスト(A~D)を
タッチ!
-
A インターネットで
「ハザードマップ」と検索する -
B インターネットで
「○○(住んでいる町名)」「水害」で検索する -
C 最近近所に越してきた人に聞いてみる
-
D まちなかにある
「洪水図記号」を
見つける
解説!
自分の住んでいるエリアは、水害が多いのか、
少ないのか、それとも全くないのか?近くに河川があれば、
過去に川の水があふれたりしたのかについても調べるのが大切。
※住んでいるエリアが、ハザードマップ上で水に浸からない場所だったとしても大丈夫とは思わないで。
近年の雨の降り方がどんどん変化してきている。常に「想定外」を意識しておこう。
大雨の時に、水に浸かりやすいところはどこか、
あらかじめ考えてみよう
答えは3つあるよ
右のイラストのA~Dをタッチ!
-
A 高台の住宅街B 川沿いの畑C 川沿いの住宅街D 川沿いの住宅街
-
解説!
流域内に大雨が降れば、やがてその川の水が増える。
増えすぎると堤防からあふれたり、土地の低いところに水が集まったりする。
また、例えば、橋の橋脚に流木やゴミなどがたまるなど、
水の流れが遮られるとそこからあふれることもある。
イラストをよく見てどんなところが危険か確認しよう。

大雨に備えて、
家族とどんなことについて
話し合う?
- A 自宅が水に浸かるかどうか、どこに避難するか
-
B 大雨に備え、準備しなければ
ならない物はなにか - C 早めに避難しないといけない人がいるか
- D 避難についての情報はどこから得たらよいか
答えは複数あるよ、
イラスト(A~D)をタッチ!

解説!
避難をどうしたらいいのか家族と話し合っておこう。
自分たちの住んでいるところはどんなところで、避難情報が出たことがあるのか?
ないのか?一緒に住んでいる祖父母のことや、ペットのこと、
近所のお年寄りや身体の不自由な人たちのことも考えてあげてね。
余裕があれば、近所に住む外国の人にも防災情報を教えてあげよう。

台風が発生したよ、
今はなにをしたらいい?
答えは3つあるよ
イラスト(A~D)を
タッチ!
-
A 台風の進み方を
調べる -
B もしもに備え、家族と一緒に 防災グッズを点検する
-
C 来週あたり、
キャンプの予定を
立てる -
D 1週間先までの天気の変化を調べる
解説!
「日本の南方海上で台風が発生!
今後、日本列島に近づく可能性があります」
といったニュースを観たら、
日本に近づくにはまだまだ先のことだけれど、
この機会に家にある防災グッズを点検しよう。
解説!
避難所までのルートを確認しておこう。
いざというときにあわてないためにも必要。
どういうルートでいけば安全かつ安心なのか知っておくことが大事。
避難所は各自治体の防災サイトや広報誌を確認してね。
災害の種類に合った避難場所を選ぼう。
-
出典画像「指定緊急避難場所の指定に関する手引き(内閣府)」より
-
※ペット同伴が難しい場合、
ペットを預けられる先を確保しておこう。
災害のエリアからはずれるペットホテル、
知人、親戚宅などを事前にチェック。
1時間あたりに降る雨が
50ミリ以上の非常に激しい雨
だと傘は全く役に立たなく
なると言われているよ。
今現在50ミリ/h以上の
雨が降っているのは
どこか確認しよう
(A~Dのボタンを選ぼう)
答えは2つあるよ、
イラストの下の
色ボタン
(A~D)をタッチ!

解説!
大雨を降らせるのは、台風のときだけじゃないよ。
次々と発生する、発達した積乱雲が列になって、
数時間にわたってほぼ同じ場所を通過したり、
そこにとどまるのが「線状降水帯」。
同じ流域内にこういった大雨が降り続けると、
やがて雨が集まりその川の水がどんどん増えていく。
こうなると川の水はあふれやすくなるんだ。
自分のすむ地域の川の流域内に大雨が降っていないかチェックしよう

避難所に何を持っていく?
あらかじめ考えて準備しておこ
う。他にもたくさんあるよ
- A 水
- C サッカーボール
- B マスク
- D 食べ物
答えは複数あるよ、
イラスト(A~D)を
タッチ!

解説!
状況が変わることもあるので、
避難に必要なものは早めに準備しておこう。
非常用持ち出し袋の中身を早めにチェックして、
必要なものは買い足すなど準備しておけば、いざというときにあわてずにすむよ。
- ・懐中電灯
- ・貴重品
- ・医薬品など
- ・ラジオ
- ・簡易おむつ、トイレ
- ・下着、軍手など
- ・水、食料
- ・予備バッテリー
- ・工具、はさみ、ロープなど
- ・卓上コンロ、燃料
- ・毛布、カイロ
- ・ヘルメットなど
水に浸かると
使えなくなる電化製品を
あらかじめ確認しておこう
- A テレビ
- D 冷蔵庫
- B パソコン
- E 電子レンジ
- C 音楽プレーヤー
答えは複数あるよ、
A~Eをタッチ!

解説!
水に浸かってしまうと使えなくなったり、
電源が入らなくなったりする。
電化製品など大切なものを確認しよう。
大切なものを水に浸からない
高いところに動かしたいけれど、
量が多いと高いところに置くことはできないので、
取捨選択も大事。また、畳はあげておく、浸水でショートしそうなものは
電源をぬいておくことも忘れずにね。
避難当日、
雨や周辺の川の様子は、
どうやって確認すればいい?
- A 防災ラジオを聞く
- B テレビで天気予報を観る
- C 外に出て川を見に行く
- D スマホで各種防災アプリを確認
答えは3つあるよ
イラストの中のボタン
(A~D)をタッチ!

解説!
住んでいるエリアの上流の雨の様子や
近くの川の水位を確認する。
テレビのニュースは、広い範囲のことを報じているので、
できれば行政の災害情報サイトなどで確認しよう。
※たとえば国土交通省の川の防災情報など(https://www.river.go.jp)でも確認できるよ。
雨が弱くなっても、実際に川の様子を見に行くことは危険。
解説!
「雨=長靴」と考えがちだけれど、実は長靴はキケンなんだ!
長靴の上部から水が入ったら重くて動けなくなるし、足をとられてしまう。
ビーチサンダルは、脱げやすくむき出しの箇所が多くて怪我などをするかも
しれないからキケン。脱げにくくて滑りにくい運動靴を避難のときに履いて行こう。

当日避難するときに、
近寄ってはいけない場所はどこ?
答えは複数あるよ、
イラスト(A~D)を
タッチ!
-
A 橋
-
B 斜面
-
C マンホール
-
D アンダーパス
(鉄道や道路の下を通る地下道)
解説!
増水している河川はもちろん、キケン。
道路にあふれた水が流れ込みやすい、
地下道やアンダーパス、マンホールや土砂くずれの恐れがある崖の道なども避けよう。
避難は雨が降り出す前に完了したい。事前に調べておいた避難経路が役に立つよ。
できるだけ明るいうちに避難してね、暗くなってからは危険が増すからね。
道路に水があふれているときに、車で移動すると浮きやすく流れやすくなるよ。
また、水位が上がるとドアに水圧がかかり脱出しにくくなる。
避難所の一定場所に
落ち着いたら、
しないように気を
つけることはなに?
- A 駆け回る
- C 読書をする
- B 大声で話す
- D 大勢で話す
答えは3つあるよ
A~Dをタッチ!

解説!
たくさんの人が避難してきているから、
大声で話してうるさくしたり、
走り回って誰かにぶつかったりしないようにしよう。
冬場などはインフルエンザなどの感染症を防ぐために、
マスクを準備するのも忘れずに。
避難翌日、強い風と雨はやんだみたい。
この後どう行動する?
答えは2つあるよ
イラスト(A~D)を
タッチ!
-
A 遠くのスーパー(低い場所)へ買い出しに行く
-
B 避難した場所での生活をしばらく続ける
-
C 川の水位情報を
調べる -
D 川や水路の
ちかくに行く
解説!
台風が去っても、川の水位はすぐ元には戻らない。
上流から水が流れてくるから
まだまだ増えるかもしれない。
安心するには早いので、まずは情報を手に入れよう。
心配でも外には出ないこと。家の周りを見に行って、水が引いていないところで
深みにはまったり、引いていく水に足を取られたりすることもあるので、
確実に安全を確認してから行動してね。
※国土交通省川の防災情報(https://www.river.go.jp)では、
河川ごとの情報のほかに、各自治体が出している避難情報も調べることができるよ。
気象庁HP(キキクル)にも様々な情報があるよ
https://www.jma.go.jp/bosai/risk/#elements:flood
https://www.jma.go.jp/jma/menu/menuknowledge.html
安全が確認できた。これからどうする?
答えは複数あるよ、
イラスト(A~D)を
タッチ!
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A 今回の大雨や全国の様子について調べる
-
B 自分のすむ場所のどこでどんな被害が起こったのか調べる
-
C もっと激しい大雨が
何時間も降ったときは
どうするかを考える -
D 前に作ったマイ・タイムラインを見直す
解説!
日常生活に戻ることは大切だけれど、
避難生活の経験を次の防災に活かしたいよね。
今回の台風がどれくらいの規模で、どんな被害があったのかを調べて、次に備えよう。
そして、避難生活であってよかったこと、あればよかったなと感じたものなどについて、
今ならいろいろアイデアが出ると思う。
だから、家族で話し合って防災グッズを充実させておこう。
もちろん、避難生活の工夫についても話し合っておくといいね。