みんなのアクション

福島の流域に関わる団体で第2回オンライン交流会を開催しました。
2024.10.28
by 福島大学
阿武隈川
流域ぷらっとフォームは、神通川(富山県)・五ヶ瀬川(宮崎県)・阿武隈川(福島県)流域で流域治水を知る・観る・試す・学ぶ取り組みをしています。今回は、阿武隈川での取り組みを紹介します。阿武隈川では、福島大学の川越先生を中心に繋がりづくり・プラットフォームづくりが動き出しています。2023年11月に引き続き、2024年1月10日に第2回オンライン懇談会が開催されました。

前回と同様の福島県内で水環境に関する活動を実施してる水環境団体の皆様、福島県庁の皆様に加え、川越先生の研究室の学生さんも参加されました。

今回は流域内での情報共有・意見交換のためのプラットフォームについての話題が中心に話され、川越先生作成のたたき台を拝見しながら、今後付け加えていけそうなことについてアイデアを出し合いました。

特に身近で魅力的な川の情報の発信をするために「上流から下流まで眺めることのできる動画」を作成するというアイディアは盛り上がりを見せ、今後荒川で試験的に作成する方針となりました。

今後は誰に届けるのかというターゲットの絞り込みや資料集めを行いつつ、プラットフォームをさらにアップデートしていく予定です。

【主催】福島大学
 川越清樹(福島大学 共生システム理工学類 教授)

【協力】 流域ぷらっとフォーム
 笹本玲緒奈、栗原縁(株式会社たがやす)



流域ぷらっとフォームとは
昨今の水にかかわる災害が頻発してているなか、いつかくる災害に備えて、あらゆる人が今できることを知り、取り組み、つながることができる場をつくる活動しています。
まずは富山県の神通川流域から小さく始め、現在は宮崎県や福島県にも取り組みを展開しています。

研究者を中心とした科学的視点とともに、市民視点、行政的視点を織り交ぜることで、自分たちが住む「流域」の暮らしに、新たな選択肢を見いだせると考えています。
まずは流域を身近に感じることから始め、一人ひとりの声を大切にし、自分たちの地域の小さな不安や困りごとを共有できる、誰もが安心して参加できる場づくりに努めています。


タグ

流域治水阿武隈川プラットフォーム荒川水環境活動団体

エリア

福島県