みんなのアクション

桂川河道内竹林の伐採活動
2024.10.28
by 淀川管内河川レンジャー
桂川
三川(桂川、宇治川、木津川)の合流前の桂川下流域のワンドには、アサザやヨドゼゼラなど、重要な動植物の生育・生息地となっています。
オギなどの生育する岸辺の草地には、日本で一番小さなネズミの「カヤネズミ」が生息しています。
淀川河川公園大山崎地区には、マダケで構成された河道内樹木があります。この竹林内には、「森のホタル」と呼ばれるヒメボタルが生息していることから、生息環境の保全のため、竹林を残し、維持管理していく必要があります。


河川レンジャーは、約10年ほど前から、ヒメボタルの生息環境に配慮した竹林の維持管理を近くの企業、中学校や地元の自然保護団体、地域住民と一緒に行っています。この日はヒメボタル観察会に備えて、地元企業の協力によりチップ化した竹チップを敷設したり、安全に散策できるよう、歩行の妨げになる竹を伐採するなどを行いました。

タグ

学校・企業・NPO連携桂川河道内竹林伐採ヒメボタル観察路整備竹チップ敷設

エリア

京都府