Q. ふだんチェックしておくといいことは何ですか
ふだんから、「天気図」をこまめに見る癖をつけるといいですね。天気がどう変わっていくか、日ごろからわかるようになってきます。そうすると、大雨に対する注意の意識も持てますね。
また、家や学校の周辺をよく観察してみましょう。たとえば、水害への注意をよびかける看板(かんばん)が立っていたりするところは、だいたい過去に水害が起こっているところなので、要注意&要チェックです。
そして、このコーナーで書かれているように、ハザードマップをよくみておくことが大切ですね。ただこれは、過去の水害などの情報をもとにしているので、ゲリラ豪雨のように、突然せまい範囲に大量の雨がふった場合の影響(えいきょう)が考えられていない場合もありますので、そこを理解しておきましょう。

市居嗣之さん
合同会社グローバルリンク代表。危機管理をテーマに活動している。防災関係のコンサルティングをしている。