しずおかけんすんとうぐんながいずみちょう |
ももさわかわからあしたかやまをかんがえるかい |
静岡県駿東郡長泉町 |
桃沢川から愛鷹山を考える会 |
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土砂災害防止施設内における美化・清掃 |
■プロフィール
団体名:桃沢川から愛鷹山を考える会
代表者:下山 登(シモヤマ ノボル)〔会長〕
会員数:地元自治会有志39名
発 足:平成6年10月
■推薦団体 静岡県
■推薦理由 表彰基準(4) |
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■功績概要
本会は、桃沢川流域や愛鷹山麓の自然が徐々に荒廃し始める中、どの様に自然環境と人が共存・共生していくかということを模索・分析し、更なる発展に繋げていこうと平成6年10月に発足した。
桃沢川は富士山愛鷹山の南東斜面を流下する荒廃渓流で、古くから土砂災害に見舞われており、昭和63年に砂防えん堤が建設され、平成7年から12年まで渓岸保全工の砂防環境整備事業が実施された。
本団体は、発足当時から桃沢川の清掃作業を一早く実施しており、静岡県で実施した桃沢川砂防環境整備事業に対しては、長泉町を通して植生に対する意義とその提案を投げかけ、ともに現場にて何度も会議を重ね、官民がひとつとなって砂防施設と一体になった公園整備等の事業を推進すると共に、完成後は、年12回の清掃等、維持管理活動を実施するなど、県砂防工事完成後の地域保全に大きく寄与している。
また、桃沢川流域において一般住民に『森づくり』の開催を呼びかけ、流域を昔の落葉樹林に転換していく作業を多くの人と共に実感してもらいながら、その中で住民に対して土砂災害を未然に防ぐことを啓蒙し、若年層に伝承しようと積極的に働きかけている。 |
■資料写真等 |
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砂防施設内での清掃作業 |

桃沢川流域での植樹 |
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