Topics 記者発表

土砂災害防止功労者


団体 No2
とやまけんひみしたにや ひみしょうぼうだんくまなしぶんだん
富山県氷見市谷屋 氷見消防団熊無分団
地域住民の生命又は身体の保護

■プロフィール
 団体名:氷見市消防団熊無分団
 代表者:中谷 信義(ナカヤ ノブヨシ)
 会員数:31名
 発 足:昭和28年12月1日

■推薦団体 富山県

■推薦理由 表彰基準(1)

■功績概要
 谷屋地すべりは、平成14年11月14日にその兆候が発見されてから2日余りで土塊が崩壊したが、15日夜に、地元説明会や自主避難要請を受けて、本消防団が直ちに警戒予備活動を開始した。
 その後、地すべり区域に隣接する小沼川に存在するため池に崩壊土塊が入ることにより、新たに土石流の発生の危険が予想されたため、ため池の水を排し、崩壊土塊の下流に新たに防護堤を緊急に建設することが計画された。
 本消防団はその対策を行う際、地すべり土塊直下のため池の水抜き作業等の危険な作業を実施すると共に、地すべり被害の応急処置としての防護提の設置にあたっては、土砂流下の恐れがあるにも関わらず、応急対策工実施に障害となる納屋の撤去に際し、荷物の搬送、収納品の搬出等を行ない、その後の迅速な対策工施工につながった。
 更に地すべり発生後は、24時間体制で災害現場を巡視警戒するなど、各団員が身を挺して地域住民の生命や財産、身体の保護に努めた。

■資料写真等
緊急応急工事のため撤去する納屋の収納品搬出 



目次に戻る 戻る 進む