第1章 ITSの効果と取り組み

ITSへの取り組み

ITSの9つの開発分野と開発・展開計画

概要イメージ:9つの開発分野と研究開発・展開計画
「高度道路交通システム(ITS)に関する全体構想」(1996年、ITS関係五省庁策定)より

IT国家戦略として重点的にITSを推進

ITSはIT国家戦略として位置づけられ、重点的に実施すべき具体的施策として推進されています。

「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」
(IT基本法)(2001年1月6日施行)

高度情報通信ネットワーク社会の形成に関し、基本理念及び施策の策定に係る基本方針を定める。

「e-Japan戦略」
(2001年1月22日IT戦略本部決定)

5年以内に日本を世界最先端のIT国家にすることを目指した国家戦略。
移動・交通分野の目指すべき社会像として、「高度な道路交通システム(ITS)の導入により、目的地に最適な交通手段で、最短の時間で行くことができ、渋滞や事故の少ない、安全で快適な移動が可能となる」

「e-Japan重点計画」
(2001年3月29日IT戦略本部決定)

IT基本法に基づきe-Japan戦略を具体化するとともに、政府が迅速かつ重点的に講ずべき施策を定める。

「e-Japan2002プログラム」
(2001年6月IT戦略本部決定)

重点計画を着実に進めるためにITSを推進し、ITS等と連携した移動体通信サービスの普及・促進を図る。

「e-Japan重点計画-2002」
(2002年6月IT戦略本部決定)

「e-Japan重点計画」が見直され、高度情報通信ネットワーク社会の形成のために政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策の全容が明らかにされる。



ITS HandBookトップページへ


ITS ホームページへ