第2章 道路交通サービスの高度化

道路交通情報提供の高度化

情報提供高度化の地域展開

大雨時の通行規制の情報提供

大雨等で災害発生する前に通行止めを行う「事前通行規制区間」において、降雨状況や通行規制などの情報をインターネットのホームページ、インターネット対応の携帯電話、道の駅の情報提供端末に提供。申込者には電子メールによる自動通知を実施。これにより、道路利用者が経路変更や通行の取りやめなどの判断をより早い段階で行えるようにし、安全な走行環境になるようにしています。
2001年6月から「電子メールによる災害情報の自動通知サービス」等を追加し、情報提供を開始しています。2001年6月から2002年3月までのアクセス数は、インターネットによる規制実施状況画面が約46,000件でした。大雨時の6月21日にはインターネットによる規制実施状況画面が1日3,179件と増大し、アンケート・ヒアリングの結果でも、異常気象時における事前の道路交通・気象情報のニーズの高さが立証されています。

[国土交通省九州地方整備局鹿児島国道工事事務所]

事前通行規制区間の降雨状況を提供(インターネット画面)

インターネット画面イメージ
(http://www13.synapse.ne.jp/kakoku/saigai/kgk100.html)

通行止め実施状況をリアルタイムに提供(インターネット画面)

インターネット画面イメージ
(http://www13.synapse.ne.jp/kakoku/saigai/kgk010.html)


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