歩行者ITSは、次の3種類の情報提供サービスを実現します。
危険な場所・状態を知らせる注意喚起
特に視覚障害者に対し、階段等での転落、車道への迷入等を避けるために、階段や横断歩道の手前でその存在を知らせます。
周辺の施設等に関する情報提供
自分がどこにいるのか、周囲にどのような施設があるのかを知らせます。車いす使用者には、車いすで利用できる施設についての検索もできるようになります。
目的地までの経路案内
目的地まで、視覚障害者に対しては、歩道や視覚障害者誘導ブロックの整備された歩きやすい経路を、車いす使用者に対しては階段や段差がなく、十分な幅員の確保されたバリアフリー経路による案内・誘導を行います。