第2章 道路交通サービスの高度化

安全で快適な走行環境を目指すAHS(走行支援道路システム)

道路と車の連携による走行支援サービス

AHS−路車連携で安全運転に必要な情報をリアルタイムに提供

AHS(走行支援道路システム)とは、1)発見の遅れ、2)判断の誤り、3)操作の誤りといった大半の事故原因に対応し、情報提供、警報、操作支援の3つの機能でドライバーにサービスを提供するシステムです。具体的には、道路のセンサが停止車、低速車、渋滞末尾等の障害を検知して車に伝達し、それを基に車側は、走行速度に合わせて、ドライバーに音声やヘッドアップディスプレイ(フロントガラス上に投影される画映)などで情報を伝えます。このように、AHSは、道路と車が連携して個別の状況をリアルタイムにドライバーに情報提供することで、事故の直前対策として効果を発揮します。

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