第2章 道路交通サービスの高度化

安全で快適な走行環境を目指すAHS(走行支援道路システム)

ITの活用で交通事故の削減に挑む新たな展開

追突警報システムで事故の2/3を削減

リアルタイムに収集した情報活用の取り組みの事例

追突警報システムが導入された奈良県の名阪国道(国道25号)では、見通しの悪い前方カーブでの事故等を後続車に速やかに伝えることにより、事故を2/3削減できました。このようにインフラ単独のシステムの整備は事故削減効果をあげていますが、路車協調システムの導入により、さらなる安全性の向上が期待されています。

概要イメージ

国道25号高峰地区の事故件数

死傷事故件数
設置前平均
(1992〜1993)
10.5
設置後平均
(1994〜1998)
3.8

AHSインフラ単独システムの事故削減効果(導入前と導入後の事故比率)

グラフイメージ


ITS HandBookトップページへ


ITS ホームページへ