ITを活用することにより、道路行政の説明責任を更に向上させていきます。例えば、プローブカーなどによって測定されたデータに基づき、渋滞による利用者の損失時間を金額換算したもの(渋滞損失額)を地図上に3次元表示で表現することにより、道路事業による渋滞緩和効果などを、わかりやすく国民に提供することが可能になります。
国土交通省では、2001年10月より、このような行政評価専用の「
道路行政評価サイト(通称:道路IRサイト)」を開設し運営を行っています。渋滞損失3Dマップは、この「道路IRサイト」で自由に閲覧することが可能です。例えば、名古屋都市圏の3Dマップを見ると、著しい渋滞箇所がどこなのか一見してわかります、これを用いれば、ユーザーの視点から客観的に見て優先度の高い事業区間を、正確に把握することができます。
道路IRサイトのトップページ
名古屋都市圏の渋滞損失額3Dマップ