ITSの国際的な標準化は、ISO(国際標準化機構)にTC(専門委員会)204が設置され、現在12のWG(ワーキンググループ)で審議を重ねています。このISO/TC204に関連した日本国内の標準化体制として、ISO/TC204国内委員会は、1)変動する標準化環境への迅速な対応、2)戦略に基づいた標準化作業の実施、3)JIS化作業の補助、4)情報発信の徹底を目的に、独自の機構改革(リエンジニアリング)を行い、名称を「ITS標準化委員会」に改めました。これまでのISO/TC204の国際組織を模した従来の組織に加え、ビジネスチームやリエゾンパーソンなど、目的や戦略性を持った活動を担うしくみを導入しました。
ITS標準化委員会の活動範囲