これまで提供していた「ITSスポットサービス」※について紹介します。
※ 「ITSスポットサービス」と呼ばれていたサービスは、今後「ETC2.0サービス」に、「ITSスポット対応車載器・カーナビ」は「ETC2.0対応車載器・カーナビ」と呼びます。
大都市圏に入る場合、数十通りのルートがあり、それら多くのルート中から最適なルートを判断できます。
例:中央道から首都圏に向かう場合、33以上のルートの中から最適ルートを判断。
広域の都市間の移動ルートについて最適な選択ができます。
例:東京-名古屋
先にある危険を事前に入手でき、事故に遭う確率を減らすことができます。
例:首都高速の事故多発ワースト1箇所で事故に遭う確率が6割減
雪や霧などの天候や渋滞など、先の道路情報を画像で把握できます。
情報蓄積機能により、高速道路上の任意の場所で、タイミングよく情報提供を受けることができます。
【参考】
<首都圏> ・首都高速道路全線(東京・神奈川):約300km(往復で約600km)
・東京外郭環状道路の内側:約250km(往復で約500km)
・首都圏中央連絡自動車道の内側:約880km
<近畿圏> ・阪神高速道路全線:約240km(往復で約480km)
・近畿道等の内側:約390km(往復で約780km)
<中部圏> ・東海環状自動車道の内側:約380km(往復で約760km)
<都市間> ・東京~名古屋(東名高速、中央道):約700km・東京~郡山(東北道、常磐道・磐越道):約610km
圏央道内側:約830km
(例1)東北道方面から港北ニュータウンへ帰宅する場合
東京外郭環状道路の内側の道路の総延長は、両方向で約600kmです。
(例2)東京から名古屋に向かう長距離ドライブでも、東名高速と中央道の渋滞状況を比較し、最速ルートを案内します。
(例3)首都圏から仙台方面に向かう場合
ITSスポットで都市圏の高速道路の渋滞データが丸ごと配信され、対応カーナビで最速ルートを逐一判断できるようになります。
(参考)首都高速道路では、落下物などの障害が1年間に約5万件、一日平均で約140件発生しています。(10分に1回)
カーブ先やトンネル先の見えないところで急に渋滞に出くわす箇所など交通事故多発地点において、先の渋滞情報など、安全運転に必要な情報を事前に注意喚起します。(簡易図形と音声で情報提供します)
(参考)
- 首都高速の事故多発ワースト1箇所である参宮橋カーブでは、カーブ先の渋滞情報提供により追突事故などを約6割削減できました。
- 首都高速道路のワースト20箇所は、道路延長で2%に過ぎませんが、全事故件数の約2割がこれらの箇所で発生しています。
これから向かう先の雪や霧などの天候情報やトンネル内の渋滞状況も、静止画像でわかりやすくお知らせします。
大きな地震等が発生した場合、緊急の規則情報などをITSスポットで提供し、自動車を適切に誘導します。
オールインワンの一つとして、ITSスポット対応カーナビでETCサービスも受けられます。(発話型ITSスポット対応車載器でもETCサービスは受けられます)
サービスエリアや道の駅などにおいて、カーナビからインターネットに接続します。
このほか、決済・観光・物流などのサービスも今後展開する予定です。