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騒音対策と効果
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騒音低減効果のある高機能舗装について
騒音低減効果のある高機能舗装について
1.
騒音低減効果のある高機能舗装について
自動車が走行するとき、タイヤと路面の間に空気が入る。この空気が、圧縮・膨張し騒音を発している。低騒音舗装は、こうした空気を舗装の中に逃がすことができ、騒音を3dB程度低減する効果がある。
2.
低騒音舗装の効果
平成11年度道路環境センサスの結果を用いて 低騒音舗装の効果を把握した。自動車の走行速度に応じて効果は変化するものの、概ね平均的に3dB程度の騒音低減効果がある。この3dB程度の騒音低減効果は、交通量が半減したことに相当する。
[通常舗装]
タイヤ溝と舗装面の間に挟まれた空気の逃げ道がなく、空気圧縮騒音、膨張音が発生する。
[高機能舗装]
空隙に空気が逃げ、
音が生じにくい。
3.
低騒音舗装の敷設延長
国土交通省では、騒音対策として低騒音舗装を積極的に敷設しており、平成14年度では評価区間の22%にあたる1,931kmにおいて低騒音舗装を敷設している。
※両側換算;上り側延長と下り側延長の平均
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