平成15 年度は縮減目標を達成。 東京23 区での外部評価型の取組みを積極的に拡充し、路上工事による渋滞を軽減。 |
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(1)指標の動向 |
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路上工事による1kmあたりの年間路上工事時間を測定し、交通規制を伴う路上工事縮減の取組みの成果をチェック能 |
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国が管理する全国の国道(直轄国道)においては、1km当り年間201時間から186時間へと約7%の縮減を行い、平成15年度目標4%縮減を達成 |
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東京23区、名古屋市、大阪市の三大都市においては、直轄国道に加え、都道、県道、主要市道も含めて評価し、いずれも平成15年度目標4%縮減を達成 |
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平成16年度は、平成14年度比で8%の縮減を目標 |
(2)達成度報告(昨年度の成果) |
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全国の直轄国道において、年間路上工事時間を約7%縮減
- 規開通や交差点立体化等関連区間などは指標が約27%減少(改善)する一方、その他の区間はほぼ横ばい。また、事業の効果は都市圏まで波及。(表1-1,図1-2)
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東京23区における年間路上工事時間を約5%縮減
- 東京23区において約8割(平成14年度)を占めていた占用企業工事について、時期を調整して工事を実施する共同施工に取り組んだほか、工事実施者別の路上工事時間数を公表したことがインセンティブとなり、年間路上工事時間を約75万時間から約61万時間へと約2割縮減。(表2-3)
- このことから、東京23区における年間路上工事時間は、全体として約105万時間から約100万時間へと約5%の縮減となった。(表2-3)
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東京23区における年末・年度末の路上工事時間を、前年同月比約7%縮減
- 東京23区内の国道及び都道について、年末(12月)及び年度末(3月)において、緊急工事等を除き、路上工事を原則ストップした。
- 年末・年度末共に前年同月比で約7%の路上工事時間を縮減。直轄国道では、年末約2割、年度末約5割の大幅な縮減。(図2-3)
- 道路モニターの約7割が路上工事は減ったと実感し、有効な施策であると評価。(図2-5)
- 都管理道路の道路補修工事は、年末から年度末にかけて増加の傾向。(図2-7,2-8)
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(3)業績計画(今後の取組み) |
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路上工事縮減のためのマネジメントの徹底
- 直轄国道において、毎月の路上工事時間を直ちに集計、公表し、利用者に見ていただくことにより、マネジメントの徹底・強化を図る。
- 地方公共団体に対しても、年末、年度末等の路上工事時間の公表を働きかけ。
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工事情報の開示
- 道路補修工事について、工事情報の開示等による道路管理者自らの縮減に積極的に取り組む。
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平成14年度実績 |
1km当たり年間201時間 |
平成15年度 |
実績 |
1km当たり年間186時間 |
目標 |
H14年度比4%縮減 (1km当たり年間193時間) |
中期的な目標 |
H19年度までに約2割削減し、路上工事に伴う渋滞の軽減を図る。 |
平成16年度の目標 |
H14年度比8%縮減 |
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