(2)産業の振興 岐阜県 データまとめ 平成9年 2-14
●国道475号・東海環状自動車道 ●未定
一体的整備で物流交通を適正化、輸送コスト年400億円削減
物流ニーズの多様化、高度化で交通渋滞、環境悪化
・ジャストインタイム輸送など物流ニーズの多様化、高度化により貨物輸送における自動車の役割が増大。
・都市内の輸送効率低下や物流施設の無秩序な立地による大型貨物車の市街地走行などで、交通渋滞、環境悪化などが社会問題化。
広域物流拠点の一体的整備
・広域物流拠点は高速道路IC周辺に道路と一体的に整備、高度に情報化された物流拠点で貨物車の積み替え、積載効率の向上を図り、大型貨物車両の都市内流入の減少など都市内物流の効率化を推進。
・建設省は名古屋都市圏の物流輸送効率向上支援のため、全国に先駆けて東海環状と東海北陸道が交わる美濃関JCT付近に道路と広域物流拠点の一体的整備を進める関ロジスティクスを指定。
関ロジスティクスの効果
・物流交通の大型車両化や積載効率の向上(現状53%→目標80%)で、
(1)貨物車交通を5,000台/日削減
(2)輸送コスト削減は、物価を低減
(3)物流交通効率化により交通安全や環境保全に貢献
・地域の就業機会の増大(3,000人規模)や振興へのインセンティテブを付与。
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