(3)地域の振興 群馬県 データまとめ 平成10年 3-167
●主要地方道渋川新治線下津工区 ●平成10年10月全線開通
道路整備により冬季の交流が容易になり、地域が活性化
主要地方道渋川新治線の概要
・渋川市金島の主要地方道渋川吾妻線交差点を起点とし、子持村、小野上村、高山村、月夜野町を経て、新治村羽根の国道17号交差点を終点とする路線延長27.9kmの幹線道路。
主要地方道渋川新治線の問題
・幅員狭小や線形不良のため、大型車や冬季の通行に支障が出て、高山村〜月夜野町間の交流に多大な影響を及ぼしていた。
改良工事と今後
・下津工区は、高山村中山から月夜野町下津に至る延長4.2km(うち、トンネル延長913m)の道路改良工事で、本工事の完成により、旧道に比べ走行距離が0.9km短縮されるとともに安全も確保された。
・冬季の通行も容易になり、高山村から上越新幹線上毛高原駅への所要時間が約6分減少し、新幹線を使った移動が容易に。
・高山温泉ふれあいプラザの年間入館者数も開通前と比較して大幅に増加するなど交流と地域活性化に大いに貢献。
・引き続き工事を進めている下津工区の延伸で、高山温泉ふれあいプラザおよび下津工区開通(H10.10)後に開館(H11.7)した県立ぐんま天文台へのいっそうの来館者増加が期待される。
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