(3)地域の振興 長野県 データまとめ 平成12年 3-175
●国道474号・三遠南信自動車道 ●平成6年3月開通
南信地域の強い味方、ウルトラ「三遠南信矢筈トンネル」
南信(上村・南信濃村等)の人口減少に歯止め
・南信地域は幅員狭小、急勾配、急カーブの連続、積雪による通行の不安などがあり、孤立した地域。
矢筈トンネル開通で信頼できる道路が出現
・不安から解放され通年通行・安全性・信頼性・定時性が確保された。
・小川路峠を越えるのに約35分かかっていたのが約5分となり、飯田市内がぐっと近くになった。
・上村から飯田市内まで約40分で移動できるようになり通勤が可能に。
・親元で安心生活が可能に。
上村→坂さん(38)一家4人と北沢さん(39)一家6人は、飯田市が通勤圏となり20年ぶりに故郷にUターン。(読売H8.1.9)
・遠山郷に魅せられた転入が増加。
南信濃村→玉木さん(中野区出身、20)自然に魅せられ村の老人ホームに就職。(南信州H7.8.12)
・人口減少のスピードは緩和しているが、人口減少が進行しており観光振興への寄与が期待される三遠南信道の早期完成が急務。
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