(3)地域の振興 三重県 データまとめ 平成15年 3-177
●国道166号高見峠 ●平成16年3月(権限代行区間)全線開通
高齢者の生活を支援する国道166号高見峠
交通障害が発生していた高見峠付近
・高見峠付近は、地すべりなどの災害や幅員狭小のため交通障害が発生し、地域に暮らす人々の社会生活などに支障。さらに近年、就業・通学先の都市部への移行にともない自宅通勤・通学ができず、人口の減少が顕著でかつ老齢化が進行。
高見峠事業は昭和42年度に権限代行による一次改築としてスタート
・平成5年に延長11kmの高見峠付近が開通し、平成16年3月に最後の1.1kmが開通し、着手以来37年間実施してきた事業が完成。
いきいきとした高齢化社会を送る「井戸端会議宅配便制度」の支援
・17地区(約600名)の高齢者の参加で、各地区月1回、さまざまな交流を実施。集会所などはすべて国道166号沿いに位置し、道路整備により福祉活動がより便利に。
・地域の集会所や町施設に集まり、1日を楽しむ。会場への送迎、健康チェック(体温、血圧測定)、レクリエーション、介護予防運動、地域交流などを行う。
・4月と9月の年2回、地区毎に実施する町内外の名所巡りも道路整備によりスムーズに!
○高齢者:歩道の整備で、安全に集会所へ移動。
○福祉団体職員:福祉バスが利用しやすくなり、見守りネットワーク活動に貢献!
○ボランティア:集会所への配食サービスが容易に。
○小学校・保育園児:集会所への慰問が便利になり、世代間交流の促進に貢献!
(平成15年度はゲーム・踊りなど19回実施)
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