(4)交通の円滑化 広島県 データまとめ 平成15年 4-27
●主要地方道庄原作木線 便坂トンネル ●平成8年11月開通
「便坂トンネル」の開通で人口減少に歯止め、人口定住化に一役
村営定住促進住宅では住宅10戸に対して35件もの申し込み
・作木村は広島県の北部、中国山地の山間に位置し、高齢化・過疎化に悩む典型的な中山間地の村。
・同村と国道54号を結ぶ主要地方道庄原作木線の便坂峠は、幅員が狭く屈曲し、冬期には積雪も多く交通の難所。
・平成8年11月の交流ふれあいトンネル「便坂トンネル」が開通。
・開通前は年間平均40人ほど減少していた人口が、開通後は平均で年間20人となり、人口減少に歯止めがかかっている。
・また、I・Uターンによる社会的増減は開通後増加傾向に転じている。
・平成12年3月に完成した村営定住促進住宅では、住宅10戸に対して35件(競争率3.5倍)もの申し込みがあり、そのうち約6割の20件は村外からの申し込み。
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