(4)交通の円滑化 愛媛県 データまとめ 平成12年 4-88
●主要地方道長浜中村線 ●平成11年度開通
制限橋の解消により、両岸の生活圏が一つに
旧五郎橋の課題
・主要地方道長浜中村橋の旧五郎橋は、昭和28年架設の老朽橋。
・道幅が狭く片側交互通行のため、離合をめぐりトラブルが頻発。
・そのうえ橋梁の右側にある遮断時間が長い平面交差踏切。
・そのため、橋の左岸側の住宅地域から右岸側の市の中心部へ行くのに国道56号まで800mしかないにもかかわらず、多くの車輌が離合や踏切の不便さから橋の通行を控えて、道幅の広い橋梁まで約3kmの迂回を余儀なくされていた。
新しい五郎大橋で解消
・新しい五郎大橋は、これらの離合や踏切の不便さ解消のため、平成5年度から11年度の約7カ年で完成した橋長255.5mの長大橋。
・それに加え、右岸側に連続する高架橋によって踏切も立体化。
・住宅地域から市の中心部への移動が円滑になり、通勤、通学、買い物、通院などが便利に。
・両岸の生活圏が一体化。
・しかし、上須戒地区に至る県道櫛生大洲線は改良率も低く、今後改良が望まれている。また、県道長浜中村線も、松山市や八幡浜市を結ぶ国道378号までの間、隘路区間の解消が強く望まれている。
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