(5)時間短縮 沖縄県 データまとめ 平成9年 5-44
●沖縄本島内道路整備
医療施設への所要時間が短縮
沖縄本島最北端にある国頭村の医療環境
・本格的な医療を受けるためには、北部地域の中核都市である名護市の総合病院まで出かける必要がある。
・国頭村から総合病院への所要時間の44分は、名護市の17分、糸満市の15分と比較すると約3倍。(沖縄県の糸満市、名護市、国頭村に対して行われた「各種生活関連施設からの所要時間」に関するアンケート調査)
糸満市:都市機能の集積度が高い那覇市に近い南部の特徴を表す都市
名護市:那覇市から離れた北部の特徴を表す都市
国頭村:交通が不便な地方
高度救急医療を受けるために必要な名護東道路などの整備
・さらに、国頭村が高度救急医療を受けるには、沖縄本島中部地域の救急救命センターまで出かける必要がある。
・国頭村から救急救命センターまでの所要時間は、昭和49年の115分が平成6年度92分で、約20分の短縮。
・さらに時間短縮を図るため、地域高規格道路である名護東道路などの整備が必要。
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