(7)交通安全 奈良県 データまとめ 平成11年 7-20
●国道25号名阪国道 ●平成11年5月設置
中央分離帯のコンクリート剛性化および段差舗装の設置で事故減少
事故件数が設置前より大幅に減少
・名阪国道の奈良県内(31.6km)は山岳部を通っているため、一部区間(11km)では高低差414m、R=150mのヘアピンカーブ、3.7kmにも及ぶ6%の最急縦断勾配など厳しい条件の道路。
・自動車交通量は1日平均61,300台、大型混入率47.5%と高く、人身事故率はわが国の高速自動車国道の2倍以上。
・事故防止のために中央分離帯(従前はガードレール使用)のコンクリート剛性化および段差舗装の設置を行った。
・設置後は、段差舗装による運転手への危険箇所の注意喚起および中央分離帯の剛性化による車両の対向車線への逸脱の防止で、事故件数が設置前より大幅に減少。
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