国土交通省では、既存の高速道路の有効活用や地域経済の活性化を推進するため、建設・管理コストの削減が可能なスマートIC(ETC専用IC)の導入を検討しています。
平成16年度より、スマートIC運営上の課題等を把握するため、一般道に容易に接続可能な既存のSA・PAにETC専用の仮出入口を設置する社会実験を都道府県等と共同で実施しており、平成17年10月28日現在までに、社会実験の準備が整い実験を開始した箇所は全国で29箇所あり、そのうち21箇所にて、現在実験を実施中です。
このたび、社会実験の実施計画書が作成され、関係機関との調整が概ね終了した別添資料の6箇所を本日、社会実験の実施箇所として追加採択しました。これらの箇所については、ETC機器の製作・設置等実験準備に取りかかっていただき、準備が整い次第社会実験を実施していただきます。社会実験では、平成18年度からの本格導入に向けて、運営上の課題の他、地域振興や観光振興、交通円滑化などスマートICに期待される整備効果についても検証します。
今般の社会実験の実施にあたっては、自治体独自のETC車載器購入助成を行っていただくなど、地元としての積極的な取り組み・協力もいただいております。
なお、今回採択されなかったその他の実験希望箇所については、引き続き関係機関との調整等を進めていただきます。
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