第5章 道路占用許可申請手続の電子化の検討 |
第4章に記述した簡易システムの検討結果及びパイロット実証実験における評価を踏まえ、道路占用許可申請手続の電子化の検討を行った。 第1節 申請書等の電子化方法の検討 道路占用許可申請における申請書等の電子化について、文書の電子化、図面の取り扱い、地図データの取り扱いについて検討を行った。
簡易システムの運用に当たっての役割分担、システムの効率的な運用形態、必要となる設備について検討した。
道路占用許可申請手続の電子化及びオンライン化によって、道路占用許可申請に係る重要な情報が脅威にさらされる可能性がある。そのため、発生し得る脅威とそれにより想定される被害からセキュリティレベルを見積り適切なセキュリティ対策を講じる必要がある。 この観点から、簡易システムのセキュリティ対策について検討を行った。
システム開発及び運用に当たっての必要整備に関しては、占用事業者の設備及びその保守等は占用事業者が負担し、道路管理者の設備及びその保守等は道路管理者が負担することが当然と考えるべきである。
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