資料2-1
「ETC普及促進策について(案)」の概要
はじめに
我が国のETCは、全国の有料道路を一つのシステムで利用でき、不正利用に対しても高いセキュリティを有する優れたシステム
ETCの普及促進策について、国民や利用者の意見を踏まえつつ、早急な具体化に努め、可能なものから順次実施
ETCの整備効果
利用者の利便性・快適性が向上
都市間高速道路渋滞の3割を占める料金所渋滞が解消
料金収受経費等の管理費について削減が可能
弾力的で多様な料金施策の効果的な実施が可能(特に都市高速において)さらに完全ETC化により、有人レーンを大部分廃止
一層効率的な政策目的の実現や、利用者ニーズに十分対応した料金体系の構築が可能
ETC普及促進のための課題
ETC車と非ETC車における不公平感の存在
車載器の価格抵抗の存在
高率の現行割引制度の存在
普及促進策の展開
基本的考え方
整備効果がより顕著となる利用率50%をできる限り早急に達成
概ね5年後を目途に都市高速道路においてETCに限定した利用を目指す
ETCの展開戦略
導入段階における対策
期間限定上限付割引の実施(主に一般利用者等を対象)
車載器購入等に対する支援(主に道路運送事業者等の大口利用者を対象)
前納割引方式の導入
ETCを活用した料金施策の実施
ETC専用レーンの拡大
車両への車載器のビルトイン化、カーナビゲーションシステムと車載器との一体化、二輪車に対応した車載器の開発等
タクシー事業者等の業務に即したシステムの開発・普及
「ETCについて意見を承る会」(仮称)の開催
普及段階における対策
現行割引制度の見直しの検討
ETCを活用したスマートICの整備促進
SA・PAにおけるETC専用ゲートの整備促進
ETC技術の多目的利用の促進
完全ETC化に向けた条件整備
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