II | 有料道路制度の課題 |
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<参考>「ピークロードプライシング」のイメージ(多様で弾力的な料金施策)
(参考)フランスにおける時間帯別料金制度の例
道路名 A-1 A-10,11 事業主体 SANEF
フランス北東部高速道路会社コフィルート高速道路会社 区間 パリ〜リール
パリ〜 ルマン トゥールズ ロードプライシング実施時期 1992年から継続中 1996年
3月24日〜11月24日料金変化
通常時 52FF(±0%) 混雑時:赤料金 日曜日 16:30〜20:30 62FF (+20%) 混雑時前後:緑料金 日曜日 14:30〜16:30 39FF 20:30〜23:30 39FF (-25%)
・乗用車 超閑散時 9:00〜11:00 (-35%) 閑散時 11:00〜11:00 (-15%) 0:00〜3:00 混雑時 17:00〜21:00 (+25%) 通常時 上記以外の時間 (±0%) ・大型車 超閑散時 0:00〜 3:00 (-35%) 混雑時 17:00〜21:00 (+25%) 交通分散効果 ピーク時交通量 4〜8%減少
20:30以降に交通量の上昇がみられるが渋滞するパリ周辺の交通量が少ないので問題はない。ピーク時交通量 約12%減
それ以外の時間帯
約6〜10%増
平行している道路の交通量は、週末では0.5%以下の増加<参考>ETCフリーフローを活用した低額徴収(高度なサービスの対価)のイメージ
●都市高速道路における多様な料金施策の実施例 ●街路における都市内への流入に対する課金施策の実施例 ○実施箇所:メルボルン・シティ・リンク
(オーストラリアビクトリア州メルボルン都市高速道路)
◎課金の目的:建設費、管理費の償還
◎ETC導入の目的:管理コストの低下、サービスの向上
●商用車を対象に時間帯別料金システムを採用
●1日パス、週末パスを採用○実施箇所:シンガポール
◎課金の目的:都市内へ流入する車両の規制、混雑緩和
⇒ 収入は一般財源へ
◎ETC導入の目的:きめ細かな料金設定が可能
(30分単位、0.5Sドル単位)
●混雑状況に応じ30分刻みで課金額を変更するスキーム
・課金額を上げる際の基準:20km/h以下
・課金額を下げる際の基準:30km/h以上
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