道路

国際機関への参画

(3)経済協力開発機構(OECD)-国際交通フォーラム(ITF)

<概要>

米国マーシャルプランの欧州受入機関として、1948年に欧州経済協力機構(OEEC)が設立されました。欧州経済の復興に伴い、自由主義経済圏の発展を図るための組織としてOEECは改組され、1961年に米国、カナダを加えた計20ヶ国で経済協力開発機構(OECD)が設立されました。現在の加盟国は36ヵ国、日本は1964年に加盟しています。

関連組織に2006年に発足したITF(International Transport Forum、国際交通フォーラム)があり、59ヵ国が加盟しています。年1回開催されている大臣会合には、交通担当大臣、交通関連企業のCEO級、学識経験者等が参加し、交通政策に関する意見交換と調査研究が行われています。また、ITFに属する交通研究センターでは、ワーキンググループやラウンドテーブルを設置して、交通分野の調査研究活動を実施しています。2018年には、道路を賢く使うワークショップが東京で開催されました。

経済協力開発機構(OECD)、国際交通フォーラム(ITF)の詳細については、OECD日本政府代表部公式ホームページ及びOECD公式ホームページ(英語)をご参照ください。

<第11回 ITF( 国際交通フォーラム)交通大臣会合>

(1)日程:2018年5月23日(水)~25日(金)

(2)場所:ドイツ・ライプチヒ市

(4)参加者:国土交通省 奈良平国土交通審議官 他

  • 大臣セッションが開催され、「交通の安全とセキュリティ」に関する大臣宣言が採択されました。
  • 大臣ラウンドテーブルでは、輸送と気候変動、交通によるデジタルデバイスへの依存について議論が行われました。

03

<ITF道路を賢く使うワークショップ>

(1)日程:2018年10月29日(月)~30日(火)

(2)場所:東京、三田共用会議所

(3)参加者:約40名

  • ビッグデータを用いたボトルネック箇所の特定、局所的交通量対策、交通需要管理対策、特にロードプライシングについて、意見交換が行われました。

04

ページの先頭に戻る