道路

直轄点検における点検支援技術活用原則化の取組

直轄点検における点検支援技術活用原則化の取組

  • 国土交通省道路局では、新技術を用いた定期点検の高度化・効率化を促進するため、直轄国道の橋梁とトンネルの定期点検業務の一部項目において、点検支援技術の活用の原則化を行っています。
  • 本取り組みにより、地方公共団体など他の道路管理者における新技術活用を促すとともに、民間企業の技術開発の促進を期待しています。
  • なお、活用の原則化にともない、橋梁点検について、点検支援技術を用いた3次元写真記録や機器等による損傷図作成における留意事項等をまとめた参考資料等を作成しています。

点検支援技術活用を原則化した項目 

  1. 直轄国道の定期点検において、活用を原則化した項目は以下のとおりです。なお、点検支援技術性能カタログに掲載されている技術よりも、効果的・効率的であることなどが
    確認できる技術であれば活用しています。
  2. (1)トンネル点検業務
    トンネル内面の覆工等の変状(ひび割れ、うき・はく離 等)を画像等で計測・記録
  3. (2)橋梁点検業務
    1) 人による外観性状の記録が困難な場所での写真撮影・記録
    例)水中部や桁端部等の狭隘箇所など
    2)  点検支援技術を用いた3次元写真記録
    「オルソモザイク画像の生成と保存に関する参考資料(案)」に基づき記録すること。
    3) 機器等による損傷図作成
    「機器等によるひびわれ図の生成に関する参考資料(案)」に基づき、以下を記録すること。
    ・ コンクリート箱桁の外面及び内面(隔壁横桁なども含む)
    ・ コンクリート床版、合成床版
    ・ コンクリート橋脚・橋台(※水中部と気中部で作成方法を代えても良い。)
    4) 水中部の河床、基礎、護床工等の位置計測  

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