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直轄国道の定期点検において、活用を原則化している項目は以下のとおりです。対象とする点検支援技術は「点検支援技術性能カタログ(国土交通省)」に掲載されている技術としています。なお、点検支援技術性能カタログに掲載されている技術よりも、効果的・効率的であることなどが確認できる技術であれば活用可能としています。
(1)トンネル点検業務
1) トンネル内面の覆工等の変状(ひび割れ等)を画像計測技術等で計測・記録
2) うき、はく離等の位置や規模を計測・記録(画像計測以外の技術)
(2)橋梁点検業務
1) 人による外観性状の記録が困難な場所での写真撮影・記録
例)水中部や桁端部等の狭隘箇所など
2) 点検支援技術を用いた3次元写真記録
「オルソモザイク画像の生成と保存に関する参考資料(案)」に基づき記録すること。
3) 機器等による損傷図作成
「機器等によるひびわれ図の生成に関する参考資料(案)」に基づき、以下を記録すること。
・ コンクリート箱桁の外面及び内面(隔壁横桁なども含む)
・ コンクリート系床版
・ コンクリート橋脚・橋台 (※水中部と気中部で作成方法を代えても良い。)
4) 水中部の河床、基礎、護床工等の位置計測
5) 斜面上に築造された下部構造本体及び斜面の点群データ取得(形状把握)
6) コンクリート構造の鋼材位置のコンクリート中に含まれる塩化物イオン量計測、又はかぶりコンクリート内の塩化物イオン量の深さ方向の把握(塩害の影響地域に位置する橋梁)
※ 上記6)については、「コンクリート橋の塩害に関する特定点検要領(案)平成16年3月国土交通省 道路局」に基づく点検を実施する場合に対象とする。
(3)舗装点検業務
1) 舗装の変状(ひび割れ、わだち 等)を画像等で計測・判定
(4)維持工事(道路巡回工)
1) ポットホールの特定
2) 区画線の摩耗の判定