物流

「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」について

 物流分野におけるトラック、鉄道、船舶等各輸送モードで、今後一層のCO2排出量削減のためには、CO2排出量削減に資する積載率の向上を図ることが重要です。
 積載率向上の方策として考えられる共同輸配送においては、企業同士の物流の情報共有が必須ですが、異業種の企業間においては交流が少なく、そのことが共同輸配送促進の課題となっております。
 このため、環境省と連携し、学識経験者、物流事業関係者、荷主企業関係者等からなる「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」を設置し、課題および対策の検討を行います。

平成26年度 取組状況

 平成26年度は検討会を3回開催し、マッチング実現のための条件、マッチングシステムで必要な物流情報データベース等について議論を行い、この内容を踏まえて「検証用マッチングシステム」を開発し、荷主・物流事業者10社程度の参加により2週間程度の試行運用を行いました(2週間の期間中に交渉成立2件・交渉継続中2件のマッチング効果)。また、アンケートやヒアリング等の結果を整理したうえで、マッチングシステムの課題・運用上の改善点を整理するとともに、平成26年度調査報告書を取りまとめました。


第1回(2014.12.15)
第2回(2015.2.9)
第3回(2015.3.23)
報告書要旨

平成27年度 取組状況

 平成27年度は、昨年度に整理した改善点等を踏まえ「検証用マッチングシステム」の改良を行うほか、更なる物流効率化によるCO2削減を促進するため、新たに鉄道・船舶の情報を閲覧可能とする機能追加を行い、マッチングの促進のためのより利便性の高いシステムのあり方を検証します。


第1回(2015.6.29)
第2回(2015.11.4)
第3回(2016.3.24)
報告書要旨

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