3.外出行動の実態

(1)自市町村内への外出頻度(通勤・通学を除く)

 自分の住む市町村内へ通勤・通学以外で週1回以上外出する人は約7割いますが、このうち、前期高齢者や身障者(バス乗降可)は、64歳以下の人と大きな違いはなく、活発に外出していることがうかがえます。一方、身障者(バス乗降不可)や後期高齢者は外出頻度が少なくなっており、「ほとんど外出しない」という人も2〜3割に上っています。
 また、免許保有者と比較して、家族保有や保有なしの人の外出頻度はやや低くなっており、「ほとんど外出しない」という人が約1割存在しています。
図3-5 自市町村内への外出頻度(属性別、単位:%)
 
図3-6 自市町村内への外出頻度(免許保有別、単位:%)
 

(2)高山市中心部への外出頻度(通勤・通学を除く)

 高山市中心部への外出頻度は、自市町村内の外出よりやや頻度が少なくなるものの、8割強の人が月1回以上は高山市を訪れると回答しています。地域別にみると、高山市に近いほど高山市への外出頻度は高くなっていますが、外縁7町村でも、8割弱の人が月1回以上高山市を訪れています。
図3-7 高山市中心部への外出頻度(地域別、単位:%)
 

(3)高山市中心部へ外出する際の移動手段

 高山市中心部へ外出する際、5割強の人が自分で運転する自家用車を利用し、家族が運転する自家用車という回答も約3割ありますが、民営路線バスの利用者は1割強に過ぎません。ただし、身障者(バス乗降可)や前期高齢者では、民営路線バスや鉄道を利用する割合もやや高くなっています。一方、身障者(バス乗降不可)の場合、専ら自家用車を利用し、特に家族が運転する自家用車への依存度が高くなっています。
表3-2 高山市中心部への移動手段(複数回答)(属性別、単位:%)
 高山市中心部への移動手段を免許保有別にみると、免許保有者の約8割が自分で運転する自家用車を利用し、バス・鉄道等はほとんど利用されていません。次に、家族保有の場合、家族が運転する自家用車が約6割を占めるとともに、民営の路線バスの利用者も2割以上います。保有なしの場合には、民営の路線バスが3割強、市町村営バス、タクシー・ハイヤーが2割強、鉄道が2割弱となっています。
表3-3 高山市中心部への移動手段(複数回答)(免許保有別、単位:%)

(4)高山市中心部へ外出する際の目的先

 高山市へ外出する場合の目的先をみてみると、商店・スーパーが特に多く、病院・診療所、親族・友人・知人の家と続いていますが、高齢者や身障者は、病院・診療所を目的先とする比率が高くなっています。
表3-4 高山市への外出目的先(複数回答)(属性別、単位:%)
 

(5)家族以外の人に相乗りさせてもらう頻度

 全体の約1/4の人が、家族以外の近所の人の自家用車に月1回以上乗せてもらうことがあると回答しています。免許保有別による相違が大きく、保有なしや家族保有の場合は4割前後が相乗りをさせてもらうことがあるとしています。
図3-8 相乗りさせてもらう頻度(免許保有別、単位:%)
 


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