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 国土交通省独立行政法人評価委員会
 教育機関分科会(第9回)議事要旨

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<連絡先>
海事局船員政策課

(内線45175)

航空局技術部乗員課

(内線50343)

電話:03-5253-8111(代表)

 

  1. 日時
     平成17年7月8日(金)13:00〜17:00

  2. 場所
     低層棟共用会議室5

  3. 出席者
     
            (敬称略・50音順)
    分科会長   杉山 武彦   一橋大学学長・大学院商学研究科教授
    委員   石津 寿惠   明治大学経営学部助教授
    委員   工藤 裕子   中央大学法学部教授
    臨時委員   井上 篤次郎   神戸商船大学名誉教授
     〃   加藤 俊平   東京理科大学名誉教授
     〃   北野 蓉子   (社)日本女性航空協会理事長
     〃   澤山 惠一   (社)日本船長協会技術顧問
     〃   鈴木 真二 東京大学大学院工学系研究科教授
     〃   高田 正彦 全日本空輸(株)常勤監査役
     〃   原田 英博   (株)商船三井取締役専務執行役員
     〃   廻   洋子   淑徳大学国際コミュニケーション学部客員教授

  4. 議題
    (1)独立行政法人航海訓練所の財務諸表について
    (2)独立行政法人航海訓練所の平成16年度業務実績評価について
    (3)独立行政法人航空大学校の財務諸表について
    (4)独立行政法人航空大学校の平成16年度業務実績評価について
    (5)その他
         1独立行政法人航空大学校に関する見直素案について
           次期中期の考え方等説明

  5. 議事概要

    議事に関しての主な質疑応答及び委員の意見等発言概要は以下のとおり

    (1)独立行政法人航海訓練所の財務諸表について

        特に意見はなし

    (2)独立行政法人航海訓練所の平成16年度業務実績評価について

    1業務運営評価
    • アンケート調査に対して充実した分析・事後活用がなされている。
    • 海王丸座礁事故に関して、安全管理システムが不十分であったのではないか。
      → 同システムについては、今後の海難審判における審判の状況も踏まえながら内容を検討していく。
    • 海王丸事故については、事故後の対応等は評価できるものの事故発生自体についての反省と事故原因の分析、検証を深める必要がある。
    • 論文及び学会発表数が増加するなど、研究に係る業務が充実してきていることは評価できる。

    2自主改善努力
    • 海事英語訓練の充実と強化が図られるとともに、実習技法の工夫等により実習生の自主性を強化するといった意識改革を行っていることは評価できる。

    3業務全般に関する意見
    • 海王丸の事故原因について、自らも厳しく検証し、これまで以上に安全管理体制に努めて頂きたい。

    (3)独立行政法人航空大学校の財務諸表について

       特に意見はなし

    (4)独立行政法人航空大学校の平成16年度業務実績評価について

    1業務運営評価
    • 訓練機材の利用率の向上は評価できるが、効率化においては絶対的な安全も確保するということを強調した方がよい。
    • 初回審査合格率の向上のみならず教育全体の中で追加教育の効果等を考察し、多発・計器課程では、正規の授業時間に組み入れるなどの検討も必要である。
    • CPTの利用率が向上した理由は何か。 
      → 学生に利用を促した結果と思われる。
    • 資質の高い学生を確保したという証明はできるか。例えば、入試の平均点が上がったなど。 
      → 応募者が増えたことで、足きり部分が上がっている。
    • 航空英語能力証明制度に向けた取り組みは評価できる。

    2自主改善努力
    • 就職率と就職指標値( 過去の平均値) の比較は理論的に疑問がある。今後、検討願いたい。
    • 未就職既卒者へのサポート、英語教育シラバス案の策定など、相当の実践的努力を認める。

    3業務全般に関する意見
    • 業務全般に、細部にわたって安全対策に取り組む等、無事故に配慮した努力は評価できる。

    ( 5 ) その他

    独立行政法人航空大学校に関する見直素案について
    次期中期の考え方等説明

    • 学科教育時間の見直しは良いが、仮に、高卒まで入学要件を拡大した場合どうするのか。 
      → 高卒までを入学対象とすることは良いと思うが、短大卒又は大卒の学位を与えるような制度を設けなければ厳しいと思う
    • 航大が市場化テストの候補との報道があったが。 
      → 市場化テストについては担当省に確認したが、発表していないとのことであり、マスコミが混同したものと思われる。
    • 非公務員化についてはどうなるのか。 
      → 昨年の前倒し見直し法人の研究機関と教育機関は全て非公務員化の勧告であったが、航大はこれからの議論である。

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