国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
国土交通省独立行政法人評価委員会教育機関分科会(第15回)議事要旨

 

 

 

 


 国土交通省独立行政法人評価委員会
 教育機関分科会(第15回)議事要旨

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<連絡先>
海事局船員政策課

(内線45175)

航空局技術部乗員課

(内線50343)

電話:03-5253-8111(代表)

 

  1. 日時
     平成19年7月13日(金)13:00〜17:00

  2. 場所
     中央合同庁舎3号館2階特別会議室

  3. 出席者  
            (敬称略・分科会長を除き50音順)
    分科会長   杉山 武彦   一橋大学学長・大学院商学研究科教授
    分科会長代理   石津 寿恵   明治大学経営学部准教授
    臨時委員   工藤 泰三   日本郵船(株)代表取締役専務経営委員
      〃   桑島  進   東京海洋大学名誉教授
      〃   鈴木 真二   東京大学大学院工学系研究科教授
      〃   垰野 廣文   たをの海運(株)代表取締役社長
      〃   高田 正彦   エアーニッポン(株)常勤監査役
      〃   豊田 耕治   (財)新日本検定協会会長
      〃   宮下 國生   大阪産業大学経営学部教授
      〃   廻  洋子   淑徳大学国際コミュニケーション学部教授
      〃   吉田 千鶴子   日本航空インターナショナル客室安全推進部長

  4. 議題
     (1)分科会長選任及び分科会長代理指名
     (2)独立行政法人航海訓練所
    財務諸表の承認にあたっての意見具申について
    平成18年度業務実績評価について
    退職役員に係る業績勘案率決定について
     (3)独立行政法人海技教育機構
    財務諸表の承認にあたっての意見具申について
    平成18年度業務実績評価について
    退職役員に係る業績勘案率決定について
    その他
     (4)独立行政法人航空大学校
    財務諸表の承認にあたっての意見具申について
    平成18年度業務実績評価について
    退職役員に係る業績勘案率決定について

  5. 議事概要
     議事の概要及び委員の意見等発言概要は以下のとおり。

     (1)分科会長選任及び分科会長代理指名

    • 杉山委員が分科会長に選任された。
    • 石津委員が分科会長の職務を代理する者として指名された。

     (2)独立行政法人航海訓練所

     財務諸表の承認にあたっての意見具申について
      船舶の減価償却の方法及び自己収入増加に向けた傾向と今後の方針について質疑応答の後、「意見なし」とされた。
     平成18年度業務実績評価について
    • 業務運営評価
      • 評点について、大勢で評価すると結果的に全部3になってしまい、あまり意味がないのではないか。
      • 評価委員の意志を伝えるため、各項目ごと、さらに総合評価のところでコメントを付け、全体でカバーするというのも一つの考え方ではないか。
      • 船員法適用によって教官の労働が保護されていく中で、教えるという本業がないがしろになっていくことはないか。
      • 航海訓練所のISMコード認証の任意取得は評価できる。その内部監査等について実習生も参加させて、生きた教材として活用願いたい。
    • 総合評価
      • 航海訓練所においては海事思想の普及も一つの業務であるが、全般的に本業である航海訓練に対する評価であることを適切に示してはいかがか。
     退職役員に係る業績勘案率決定について
    • 該当者2名の業績勘案率について、申請どおりそれぞれ1.0と決定された。

     (3)独立行政法人海技教育機構

     財務諸表の承認にあたっての意見具申について
      次期繰越欠損金の返却の見込み及び損益決算書と決算報告書における収益額の違いについて質疑応答の後、「意見なし」とされた。
     平成18年度業務実績評価について
    • 業務運営評価
      • 特に意見はなかった。
    • 総合評価
      • 18歳人口が減少している中で、大学でも学生集めに必死になっている状況において、海技教育機構の応募者数が年々減ってきている。先生方には学生集めに努力して欲しい。
      • 学生が集まらないことについて、先生方は結構、努力もされているが、産業界にも責任があり、一概に学校だけの問題ではない。
      • 学生集めの状況は非常に難しいが、業界と海技教育機構が力を合わせて取り組むよう、要望、期待を示しておくべきではないか。
      • 改善点に関して、研究と教育に上下関係をつけるのは適当ではなく、研究業務も、より教育改善のために活かす努力、研修を重視すべきなのではないか。
     退職役員に係る業績勘案率決定について
    • 該当者2名の業績勘案率について、申請どおりそれぞれ1.0と決定された。
     その他
    • 旧独立行政法人海技大学校の平成17年度業務実績報告添付資料の誤記載について報告があり、同資料並びにこれを基に作成された第1期中期目標に係る業務実績報告書、第1期中期目標評価調書及び平成17年度財務諸表の添付書類である事業報告書の該当部分について訂正が了承された。

     (4)独立行政法人航空大学校

     財務諸表の承認にあたっての意見具申について
    • 特に意見はなし。
     平成18年度業務実績評価について
    • これから乗員養成を開始しようとする大学等に対しては技術的支援を行っているとあるが、具体的には何か、どういう大学か。
    • 応募倍率が10倍以上の人気のある学校である。定員数を増やしてはどうか。定員に対する考え方、今後の予定、目標はあるのか。
    • 応募者数が増えたことについて、かなり努力をされていると思う。
    • 応募者は増えているが、卒業生の就職は100%エアラインに就職されているのか。
     退職役員に係る業績勘案率決定について
    • 該当者2名の業績勘案率について、申請どおりそれぞれ1.0と決定された。

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