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 国土交通省独立行政法人評価委員会
 第3回奄美群島振興開発基金分科会議事要旨

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  1. 日時
     平成17年6月22日(水)14:00〜16:10

  2. 場所
     中央合同庁舎3号館 6階都市・地域整備局局議室(東京都千代田区)

  3. 出席者(五十音順、敬称略)
     来生新、重信千代乃、高田博行、高橋潤二郎(分科会長)、長沢美智子、永田邦和、日向野幹也

  4. 議事
    (1)平成16年度財務諸表に関する意見
    (2)平成17年度長期借入金の償還計画に関する意見
    (3)平成16年度業務実績に関する評価
       1 業務実績の報告
       2 業務実績の評価
    (4)その他

  5. 議事概要
    (1)について
      奄美基金から説明の後、委員から質問があったが意見はなく、平成16年度財務諸表については、分科会として、特に意見はないとされた。
    (2)について
      奄美基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成17年度長期借入金の償還計画については、分科会として特に意見はないとされた。
    (3)の1について
      奄美基金から報告の後、委員から意見や質問があった。
    (3)の2について
      事務局から説明の後、業務実績について評価を行った。
    (主な質問・意見は以下のとおり)
    • 金融機関のプロパー資金との併用は大変結構なことだと思う。
    • 職員が一堂に会した研修もやってはどうか。
    • 保証債務残高や貸付残高が大きく減少した理由は何か。 
      →保証残高抑制のための審査の厳格化も理由の一つであるが、建設業の運転資金の落込みや小売業の需要の低下が要因。
    • 奄美群島の景気動向や経済状況はどうだったのか。 
      →さとうきびの生産が過去最低で、全体的には相当厳しい状況。一部に明るい話題もあるが、特に建設業は、県や市町村が規模を落とし相当厳しい。
    • 地域振興を担う政策的金融機関である奄美基金が、景気が悪くなって貸出し等がが減るということをどのように評価すべきなのか。 
      →奄美基金が税金で運営され、奄美群島の産業振興という役割を達成するため、個別の案件の中から日々呻吟している。
    • 貸倒懸念債権と破産更生債権等が増加している一方、リスク管理債権が少し減少して利益を若干出している点については、経営の努力の跡が十分見られる。
    • 広報活動を、地元の新聞社や町村の広報誌等を有効に活用して行っているが、ニーズのあるところに直接出向いて説明してほしい。 →集落の小さな集会にも出向いて説明するなど、地道に取り組んでいきたい。
    • 取り立てを厳しくするだけでなく、延滞している方の経営改善指導といったサービスも検討してほしい。 
      →お客様の資金繰りに合わせた条件変更なども行っているが、組織を挙げてしっかりした経営改善指導ができるようやっていきたい。

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