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 国土交通省独立行政法人評価委員会
 第6回奄美群島振興開発基金分科会議事要旨

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  1. 日時
     平成18年7月25日(火)13:30〜15:50

  2. 場所
     中央合同庁舎3号館 6階都市・地域整備局局議室(東京都千代田区)

  3. 出席者(五十音順、敬称略)
     後 千代、來生 新(分科会長)、重信 千代乃、高田 博行、永田 邦和

  4. 議事
    (1)分科会長の互選及び分科会長代理の指名
    (2)平成17年度財務諸表に関する意見
    (3)平成18年度長期借入金の借入計画に関する意見
    (4)平成18年度長期借入金の償還計画に関する意見
    (5)平成17年度業務実績に関する評価
    1 業務実績の報告
    2 業務実績の評価
    (6)役員退職手当の支給に係る業績勘案率の決定
    (7)その他

  5. 議事概要
    (1)について
    來生委員が分科会長に互選され、來生分科会長から日向野委員が分科会長代理に指名された。
    (2)について
    奄美基金から説明の後、委員から質問があったが意見はなく、平成17年度財務諸表については、分科会として、特に意見はないとされた。
    (3)について
    奄美基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成18年度長期借入金の借入計画については、分科会として特に意見はないとされた。
    (4)について
    奄美基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成18年度長期借入金の償還計画については、分科会として特に意見はないとされた。
    (5)の1について
    奄美基金から報告の後、委員から意見や質問があった。
    (5)の2について
    事務局から説明の後、業務実績について評価を行った。

      (主な質問・意見は以下のとおり)

    • 全案件を審査会で審議している効果は。
      →数字として効果がでるのは今後であるが、職員の意識が基金の目的と財務の健全化のバランスを図る必要があるという方向に変わってきた。
    • 求償権の回収が減少した理由として奄美の経済の低迷を挙げているが、奄美基金はそれを前提にした機関。説明になっていないのではないか。
      →奄美基金は規模が小さいため回収予定の案件が翌年度にずれ込んでしまうと計画を下回ってしまう。管理体制の強化等に努めている。
    • アンケート等の結果は、どのように事業の運営に反映されているのか。
      →事務処理に時間を要している等の意見は即時対応しているが、制度改正に関わる意見については、「評価・点検チーム」で検討する予定している。
    • 財務諸表等をスコアリングして保証料率を決定することとしているが、その弊害はないのか。
      →零細事業者に対しては保証料率が上がらないよう経過措置を講じている。また、スコアリングと事業計画等を総合的に勘案し審査している。
    • 保証残高が大幅に減少している要因は何か。
      →建設業、小売業の業況の低迷による需要の減に加え、繰上償還に伴う減が影響している。
    • 保証業務に係るリスク管理債権が計画を下回っているが、今後の改善点、計画等についてどう考えているのか。
      →リスク管理債権を担当する職員の配置するとともに、地元金融機関、都道府県に設置されている再生支援協議会との協議等を通じて、債権管理の強化に努めたい。
    • 経済環境の低迷をリスク管理債権が計画を下回った理由とするのであれば、奄美群島の経済環境を資料として提供して欲しい。

    (6)について
    奄美基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、役員退職手当の支給に係る業績勘案率の決定については、分科会として特に意見はないとされた。
    (7)について
    奄美基金の業務の見直しについて、事務局からその経緯及び見直しの方向性を説明の後、委員から質問があったが、分科会として@融資メニューの重点化等、A財務内容の健全化等を検討する方向性を評価委員会に報告することとされた。

      (質問は以下のとおり)

    • 経営状況が厳しい状況におかれている事業者等に対する支援に事業の軸足を動かすということか。
      →今後、幅広く検討することになると考えている。

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