国土交通省 Ministry of Land, Infrastructure and Transport Japan
国土交通省独立行政法人評価委員会第8回奄美群島振興開発基金分科会

 

 

 

 


 国土交通省独立行政法人評価委員会
 第8回奄美群島振興開発基金分科会旨

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  1. 日時
     平成19年7月18日(水)10:00〜12:00

  2. 場所
     中央合同庁舎2号館低層棟 共用会議室6(東京都千代田区)

  3. 出席者(五十音順、敬称略)
     後 千代、來生 新(分科会長)、重信 千代乃、高田 博行、長沢 美智子、永田 邦和、日向野 幹也

  4. 議事
    (1)平成18年度財務諸表について
    (2)平成19年度長期借入金の借入計画について
    (3)平成19年度長期借入金の償還計画について
    (4)平成18年度業務実績について
    1 業務実績の報告
    2 業務実績の評価
    (5)その他

  5. 議事概要
    (1)について
    奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問があったが意見はなく、平成18年度財務諸表については、分科会として特に意見はないとされた。
    (2)について
     奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成19年度長期借入金の借入計画については、分科会として特に意見はないとされた。
    (3)について
    奄美群島振興開発基金から説明の後、委員から質問や意見はなく、平成19年度長期借入金の償還計画については、分科会として特に意見はないとされた。
    (4)の1について
    奄美群島振興開発基金から報告の後、委員から意見や質問があった。
    (4)の2について
    事務局から説明の後、業務実績について評価を行った。

      (主な質問・意見は以下のとおり)

    • 承継債権について、債権回収の努力が認められる。また、仮払金が前期より増加していることについては、留意する必要がある。
       →仮払金については、随時処理しなければならないものと認識している。
    • 何故、政府と地方公共団体からの出資が続いているのか。
       →融資業務においては貸付財源の確保のため、保証業務においては保証基金の造成のため、それぞれ必要な額の出資を受け入れている。
    • 回収業務については、サービサーなどにアウトソーシングしてはどうか。
       →これまでもサービサーの活用については検討しているところであるが、実現には至っていない。引き続き検討したい。
    • 奄美群島振興開発基金の役割は、地域の零細事業者を経済的に自立させていくことであり、再生支援の取組について評価する。ベンチャー企業支援資金も重要である。
    • 融資メニューの重点化について、平成19年度に実施できるものがあるのか。
       →まちづくり、経営の多角化、再生支援、産業振興などの観点から、利用者ニーズを踏まえた重点化を検討しているところ。
    • 事業者の再生・再建については、ノウハウを持つ中小企業支援協議会などと協力しているのか。
       →県の再生支援協議会や他の金融機関と協力・連携しながら取り組んでいる。
    • リスク管理債権については、民間に出来ないことを行う奄美群島振興開発基金の役割に十分留意したうえで議論する必要がある。

    (5)について
    奄美群島振興開発基金に係る独立行政法人整理合理化計画の策定について、事務局からその経緯及び策定の方向性について説明した。

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