- 日時
平成19年7月26日(木) 15:00〜16:30
- 場所
合同庁舎第3号館国土交通省11階特別会議室
- 出席者(五十音順、敬称略)
秋岡榮子、石田東生、梶川融、杉山雅洋、水尾衣里
- 議事
(1)分科会長の選出
(2)分科会長代理の指名
(3)平成18年度決算について
(4)平成18年度業務実績評価について
- 議事概要
- (1)分科会長の選出
- 委員の互選により、杉山雅洋委員が分科会長に選出された。
- (2)分科会長代理の指名
- 分科会長が、杉山武彦委員を分科会長代理に指名した。
- (3)平成18年度決算について
- 機構から平成18年度決算の概要を説明した後、質疑が行われ、大臣に具申すべき意見はない旨議決された。
これについて、分科会長から国土交通省独立行政法人評価委員会委員長に報告することとされた。
- <質疑の概要>
- 低金利による支払利息の減少に関し、計画と実績の金利はいくらだったか。
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新規発行債の利率は、年度計画で2.32パーセント、実績では平均2.03パーセント。このほか、民間借入金の変動金利の適用による減少分があった。
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- (4)平成18年度業務実績評価について
- 分科会長から、個別項目に係る各委員の事前評価をもとに作成した分科会長私案が示された。
これに基づき討議が行われ、その結果、全35項目の評価が決定された(評点4のもの3項目、評点3のもの31項目、評点2のもの1項目)。
この評価を踏まえ、総合的な評定が検討され、業務運営評価は「順調」とすることが決定された。
また、総合評価に係る分科会長私案が示され、討議の後、適切な資産管理、人件費削減の着実な推進、会社の費用削減・技術開発・環境施策等の促進などの意見を内容とする総合評価が決定された。
委員長への報告は分科会長に一任することとされた。
- <討議の概要>
- 各委員の事前評価で評点2とされた理由は、少数意見であっても明らかにしておくべき。
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意見として反映できるものは、できるだけ各項目の意見欄または総合評価の課題・意見として記載する。
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- スマートICに係る協定変更があったが、そのプロセスが国民に明らかになっていない。協定締結プロセスを透明にするよう明記すべき。
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機構のみでは対応できないこともあり、評価の場である当分科会よりも、有料道路部会で扱う方がより適切ではないか。
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- 給与のラスパイレス指数124は、多額の資金を扱い、調達コスト縮減の高度な判断を行う機構職員の業務からすれば、むしろ低いのではないか。
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独立行政法人に対する国民の厳しい目を意識すれば、シェアリング・アレンジメントの考えは採りにくいのではないか。 |
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同様の理由により、独立行政法人の給与水準のベースは国家公務員の給与水準ということでお願いしたい。
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- 機構による会社に対するガバナンスは「費用の縮減を助長する仕組み」を通して行われると思うが、機構はどの程度までコミットメントするのか。会社の契約形態にまで踏み込むのか。
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道路建設の設計、施工方法の変更や関係機関との協議等による費用縮減のうち、会社の経営努力に係る部分を第三者からなる助成委員会の意見を聴いて認定する。契約形態がどうであれ、費用縮減につながれば認定する。 |
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会社の契約は、談合防止策として、公団時代から引き続き一般競争の拡大等に努めている。また、公共的な工事として関係法令の適用がある。
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- 「費用の縮減を助長する仕組み」に関し、助成金が未交付の18年度の評点を4とするのは不適当ではないか。今後の制度の適切な運用を期する観点からも評価を下げておくべきではないか。
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この制度は、公平性・透明性・客観性が重要だが、運用方針ではこれらが適切に確保されており、方針策定そのものが評点4に値する。
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(以上)
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