- 日時
平成18年9月28日(木)14:00〜16:00
- 場所
三田共用会議所
- 出席委員(敬称略)
森地部会長、奥野部会長代理、家田、大西、金井、鬼頭、小林、生源寺、高島、中村、西村、林、村木、村田、安居
- 議事(概要)
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開会 |
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(2) |
議題 |
中間とりまとめに関する調査審議
事務局から資料2−1及び2−2について説明 |
議題 |
その他
事務局から資料3(スケジュール)について説明 |
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閉会 |
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- 主な発言内容
(1) 議題
中間とりまとめに関する調査審議
- 計画の実効性という観点では、先々、国民経済的な視点からの数字がもっと必要ではないか。
- 計画が指針性を発揮するためには、先鋭的な問題提起をして、国民的議論を巻き起こすことが求められるのではないか。
- これからの人口減少社会の中で、さまざまな社会的再編が生じるということを問題提起すべきではないか。
- 広域地方計画に対する指針性を持つためにも、何に重点的に取り組むべきかが分かるようにすべき。
- 前の計画もその中のキーワードのいくつかは後に続いている。国土計画で議論したことは必ずこれからの施策に結びついていく。
- この計画が目指す国土がどういう国土なのかが国民の側から見えやすくすべき。
- 今日本がやるべきことは、経済と環境のいわば対等化。
- また、国土を豊かな空間にどう作り直すかが課題。
- 重複感のある記述があり、これがインパクトを弱めている気がする。
- 時代の潮流については、人口減少、東アジアの成長などの社会現象と、災害の多発などの自然現象とに分けることができるのではないか。
- データをいろいろ示すことで、成熟社会の断面を表すことができるのではないか。
- 戦略的取組の(1)〜(5)が並列になっているのが課題ではないか。
- まず「新しい国のかたち」がどうあるべきかを考えるべき。
- 今の日本は基本的な国土基盤は概成したと考えている。ただし、それは第1段階にたどりついただけであり、それで十分という訳では決してなく、第2段階があるべき。
- また、性能、信頼性、美しさなどジャパンブランドの国土づくりが重要。
- 使えるお金も限られている中で、書いてあることを全部は実施できない。ある程度は優劣、順位付けを行うべきではないか。
- 例えば国土管理については、「国民的経営」として、今まで国土管理に関わっていなかった主体の関わりを論じている。
- 全国計画であまり踏み込んで記述すると、各ブロックの計画が真似をしてしまう。その点にも注意が必要。
- 欧米の視点は我々と違うところがあり、国土管理のあり方を考える上でも参考になるのではないか。
- 地域の自立を実現する際の主体論についてもう少し論じてもよいのではないか。広域ブロックの自立のためには非常に多くの関係主体が関わってくるが、それらがどう合意形成して取組を実行していくかが問題。
- 全体的に断定的に書きすぎている気がする。国民に意見を問うてみないと分からないことと、ハッキリしている事実を書き分けてはどうか。
- モニタリングと計画関連諸制度の点検については記述を充実させるべき。
- 「インテグレーション」の視点が重要。場所(空間)だけでなく、時間のインテグレーションも重要。それによって地域住民が自分にも関わりがあるという意識を持つようになる。
- 今後の検討すべき内容かもしれないが、この計画の目指す国土全体の空間的な構図を示すべき。
- この計画の一番の課題は日本人の圏域意識からの解放だと思っている。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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