- 日時
平成17年10月31日(月)14:00〜15:45
- 場所
三田共用会議所 講堂
- 出席委員(敬称略)
森地部会長、奥野部会長代理、石、大西、垣内、金井、鬼頭、小林、坂本、中村、林、村木、村田、山本
- 議事(概要)
- (1)開会
- (2)
- 議題

- 専門委員会の構成について
- 事務局から資料2について説明。
- 議題

- 持続可能な国土管理に関する論点について
事務局から資料3について説明後、質疑応答、意見交換。
- 議題
- その他
事務局から次回のスケジュールについて説明。
- (3)閉会
- 主な発言内容
- 今回の論点整理は、並列的な印象を受ける。
- 今回の説明にあった現状認識には、賛成だ。
- 今回の資料は、現状をこれ以上低下させないという主眼で整理しているという印象を受ける。もう少し今のレベルから改善させるというトーンを打ち出すべきではないか。
- 人口減少を国土の質的向上の好機と捉える考え方、安全のための土地利用の誘導という考え方、美しいランドスケープの形成という考え方は、計画全体の目標として取りあげるべきテーマだ。
- 国土利用の検討に当たっても、経済性や効率性という視点は必要だ。
- これまでは高度利用に向けた開発に主眼をおいてきたが、これからは低度利用をうまくマネジメントしていくという視点が必要だ。
- 中心市街地の空洞化について、土地利用という観点から何か言えないか。
- 資料で「良好なランドスケープの形成」を他と並列で扱っているが、これは他にも関わる横断的な概念であるべきだ。
- まとまりのある美しい景観を保つために、すべてのことに色の彩度を考えてもらうことはできないか。
- 美しいランドスケープを議論する際に、里山や森林も重要だが、都市景観も考慮してもらいたい。
- 「国土の国民的経営」は素晴らしい。その障害を取り除く制度インフラの整備を進めることが必要だ。
- 土地利用については、「国土の国民的経営」というよりも地域的経営という観点の方が重要ではないか。
- 「国土の国民的経営」を実現するためには、国民が具体的に応分の負担をしていくことが必要だ。
- 農業人口が減っているのに、農業を再生させるというのは、厳しい綱渡りのようなものだ。
- 災害の例示として、渇水を考慮する必要がないか。
- 土砂崩れから海岸浸食に至る過程は、すべて一連の流れとしてつながっているのだが、行政は、一連の流れになっていない。総合的に管理することが必要だ。
- 不必要なスプロール化が災害を招いている。これは、ナチュラルハザードというよりもソーシャルハザードだ。
- 国土利用計画の地目区分を今後はどのように取り扱っていくのか。
- 持続可能な国土計画をつくるためには、データ整備の必要が不可欠だ。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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