- 日時
平成18年1月30日(月)10:00〜12:00
- 場所
目黒雅叙園 2階夢扇の間
- 出席委員(敬称略)
(計画部会)
森地部会長、奥野部会長代理、石、大西、香山、來生、鬼頭、小林、坂本、寺島、中村(英)(圏域部会長と兼務)、西村、村田、安居、和気(計15名)
(圏域部会)
中村(英)部会長、石原部会長代理、川勝、見城、佐藤、関川、中村(胤)、平野、御厨、矢田、山岸(計11名)
- 議事(概要)
(1) |
開会 |
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(2) |
議題 |
計画部会におけるこれまでの検討状況について
事務局から資料3について説明 |
議題 |
圏域部会におけるこれまでの検討状況について
事務局から資料4について説明 |
議題 |
全国計画の課題及びその観点からみた広域地方計画区域のあり方について
資料3及び資料4をもとに、意見交換 |
議題 |
その他
事務局から次回のスケジュールについて説明 |
(3) |
閉会 |
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- 主な発言内容
- 将来の人口分布がどうなるかを考えるべきだ。歴史的に見て人口減少期は成長期と違う現象を示すことがある。人口分布を検討するにあたって、過去のトレンドの延長で考えることは危険だ。
- 一極集中を是正することが大事だ。横一線で地域間の競争ができる圏域割りができないか。
- 首都圏への集中は抑えないとするのか、戦略的に分散させようとするのか。
- 現在、北米よりも東アジアの貿易比重が高まっており、アジアとのリンケージが必要になってきている。そのとき、日本海国土軸をどう考えるか。
- 東アジア連携を考えたときに、戦前の国土計画で何を考えていたのかという点を調べてみてはどうか。
- グローバル化の中では、国内での資源配分だけでなく、対日直接投資というインプットの国際競争力を議論していった方がよい。
- 21世紀の国土計画では、災害が重要になる。
- 安全・安心という観点は、21世紀の国土計画に必須の課題だ。
- 今度の計画では、ものづくりを大切にすることが必要との示唆も与えることができないか。
- 家族や地域の力は大きい。経験豊かな高齢者の知恵と子供の感性が触れあうことができるように、いろいろな世代が近くに住むようなまちづくりができないか。
- 今後、GDPがトータルとして伸びるのは厳しいだろう。
- 都市と地方の格差というものを確認しておくべきだ。
- 5つの専門委員会がバラバラに議論されている印象がある。
- 世界から見て存在感のある圏域という視点が必要だ。
- 今回の圏域設定の議論では、一体的な関係というものを重視するべきだ。特に、住民が意識している一体性というものを尊重すべきだ。
- 国土形成の戦略目標に向けて、各圏域が一定の役割を果たしていくという視点も必要。その前提としての圏域割りであるべきだ。
- 人口減少下では金融資産の活用も重要だ。各圏域における預貯金や地域金融の融資実績なども考慮すべきだ。
- 気候が違えば、生活も変わる。圏域を経済だけで考えることには心配がある。
- 計画の実施を担保するためには、ガバナンスの考慮が必要だろう。
- 圏域内だけでなく、周辺地域ともどのように連携して計画をつくっていくのかという点も重要だ。
- 今回の制度改正は地方分権を強調していたはずであり、その観点からすれば、圏域にあわせて地方支分部局を対応させるという姿勢も必要ではないか。
- 地方整備局には、ノウハウの蓄積もあるので、さしあたっては、地方整備局を圏域の単位として考えていく必要があるだろう。
- 地域としての一体性をもった方がいいのか、それとも地域性を取っ払って情報空間の中で自由に活動する方がいいのか、という議論はあると思う。
- 全国計画と広域地方計画の間の相互作用が必要ではないか。
- 多様な主体の参画を行う場合、合意形成をしていくためには、計画段階からの参加を促していくことが必要だ。
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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