国土交通省
 国土審議会水資源開発分科会第3回利根川・荒川部会
 の概要について

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平成14年10月16日
<問い合わせ先>
土地・水資源局
 水資源部水資源計画課

(内線31417)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

  1. 日時
     10月16日(水) 14:00〜16:00

  2. 場所
     経済産業省別館8階 825会議室

  3. 出席者
     (委員)
    丸山部会長、池淵委員、沖委員、田辺委員、中村委員、松本委員、渡辺委員(五十音順)
     (事務局)
    小林水資源部長、花澤審議官 他

  4. 開催趣旨
    •  特殊法人等整理合理化計画を踏まえ中止となる事業の削除、施設劣化による事故発生の懸念への対応等の緊急性の高い改築事業の掲上などを内容とする利根川・荒川水系における水資源開発基本計画の一部変更等についての調査審議を行う。

  5. 議事概要
    •  利根川水系及び荒川水系における水資源開発基本計画の一部変更については了承され、国土審議会水資源開発分科会に報告されることとなった。
    •  このほか、今後の水資源開発基本計画の改定にあたって留意すべき点として以下のような意見が出された。
      •  新規の施設建設が減少した分、施設の機能維持を目的とする改築事業については、国と地方が共働して機動的かつ計画的な対応を行うことが重要ではないか。
      •  水の有効利用、渇水時の水管理、生態系の維持等を検討する上で、農業用水の利用実態についてもできるだけ把握するよう努力すべきではないか。また、把握に当たっては時間とコストを要するので目的や方法については十分な検討が必要ではないか。
      •  人口の減少、経済の停滞といった背景から、利用可能な水の最大量を定め、利用量を調整することを考えるべきではないか。
      •  危機管理として、少雨の状況を想定したときの首都圏の渇水被害想定を作成し対応方法を決めておくことが必要ではないか。また、これにより、現状の水供給の安全度についての理解を高めることになるのではないか。

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