- 日時
平成17年8月11日(木) 14:00〜16:00
- 場所
ホテルニューオータニ 鳳凰東中の間
- 出席委員(敬称略)
秋山会長、今泉、川勝、生源寺、丹保、千野、中村、藤原、森地、矢田 (計10名)
- 議事
(1)開会
(2)議事
国土計画制度の改正について
今後の国土政策の方向と主要な課題に係る論点について
国土形成計画の策定について(部会の設置について)
首都圏近郊緑地保全区域の指定(神奈川県三浦市小網代地区)について
半島振興対策部会の設置について
(3)閉会
- 主な発言内容
(1)議題1(国土計画制度の改正について)、議題2(今後の国土政策の方向と主要な課題に係る論点について)、議題3(国土形成計画の策定について(部会の設置について))について
- 排他的経済水域や大陸棚については、これまでの全総計画の視野になかったので、これらについて取り上げられていることを評価する。
- 東アジアの関係諸国との連携は重要だ。国土形成計画は、日本のためだけの計画ではない。成熟社会のモデルとなる計画を日本の国土形成計画から示すべきだ。
- 地方でできることは地方に任せ、小さな政府を念頭においた計画作りをお願いしたい。
- 国民参加(PI)の視点が含まれていることは評価できる。検討の節目節目のPIだけでなく、例えばウェブサイトにおいて国民が議論できる場を設けるようなことも検討してほしい。
- 農山漁村は、再配分施策から脱却しなければならない。農山漁村の価値を再評価することが重要。
- 全体としては非常にバランスがとれており、よくまとめられていると思う。
- 非常にいい流れになっている。
- 日本が今後人口減少社会をむかえるにあたって、どう国土形成計画を展開できるかが課題となる。
- オールジャパンで取り組まなければならない問題との印象を受けた。この先、国土形成の観点から、緊急にしなければならないことは何か、できることは何かという絞り込みが必要となるのではないか。
- たいへん包括的で網羅的にまとめられており、それについて評価したい。
- 広域地方計画により、より地方が特色を出せるようになるのか。説明を聞いた限りでは、それがまだ見えてこない。
- 国土のビジョンを概念ではなく、具体的に国民の生活がどう変わるのかといったことが分かるように示してほしい。
- 圏域については、感覚的な議論となってしまわないか危惧する。ブロックごとに課題は異なっている。ブロックを構成する要素を論理的に把握した上で、どこをまとめたらよいかを決めていただきたい。
- 地方の自立をどう考えるかという問題がある。圏域を決める前に、地方の自立の目標などについて議論してほしい。
- 全国計画は成熟型社会の計画となるだろうが、地方は広域地方計画を開発型にすることを望むのだろう。この両者の乖離は大きなものとなると思う。その調整が重要となる。
(2)議題4(首都圏近郊緑地保全区域の指定(神奈川県三浦市小網代地区)について)について
- 昭和48年以降新規の指定がない。それ以降、国民の緑に対する意識が大きくなっているのに指定がなかったのは残念なことである。緑は、早急に取り組まなければ危ない状況なので、今後はしっかり取り組んでほしい。
(3)議題5(半島振興対策部会の設置について)について
(委員からの質疑はなし)
(速報のため、事後修正の可能性があります。)
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