平成18年7月5日 |
<問い合わせ先> |
土地・水資源局土地政策課 |
(内線30624、30635)
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TEL:03-5253-8111(代表)
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7月5日13:00より国土交通省(2号館)11階土地・水資源局会議室において、第16回国土審議会土地政策分科会企画部会が開催された。議事の概要は以下の通り。
- 不動産投資市場検討小委員会最終報告について委員長及び事務局 より説明が行われた。
- 低・未利用地対策検討小委員会中間取りまとめについて委員長及 び事務局より説明が行われた。
- 今後の検討課題について事務局より説明が行われた。
- 投資対象不動産においては、高い利回りを求めがちであるため、地域の祭りの費用など、まちづくりのための費用が計上されにくい。
不動産証券化がまちづくりにも貢献できるよう、投資対象不動産に係る鑑定基準に「まちづくり貢献費(仮称)」を創設するなど社会的責任投資が行われる仕組みについて提案されており、評価できる。
- 低・未利用地は市場原理に従った結果として発生するものであり、やむを得ない面がある点に留意する必要があるのではないか。
- 低・未利用地が存在することにより周辺に迷惑をかけて外部不経済が発生することが問題であり、適切な管理を行う等低コストで外部不経済の発生を抑えることが重要である。
- 人口減少等により宅地の需要が減っていく中で、宅地を緑に戻していくという発想も必要ではないか。
- ある土地が低・未利用地がどうかは、地域の状況によって異なることから、地域において土地利用の方針を明確化しておくことが重要である。
- 低・未利用地は利用する価値がなくなった土地とも捉えられるので、NPO法人の活用などの当面の対応策だけでなく、将来的には抜本的な対策も検討する必要があるのではないか。

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