- 日時
平成19年9月4日(火)1330〜1600
- 場所
中央合同庁舎3号館4階特別会議室
- 委員
<委員・臨時委員>(敬称略)
馬田一、浅野正一郎、杉山武彦、杉山雅洋、松田英三、宮下正美、山村レイコ、芦見信孝、今津隼馬、上野孝、庄司るり、関根康、戸田邦司、中須勇雄、服部郁弘、藤澤洋二、前川弘幸、松浦道夫、村木文郎、森本靖之、山崎達光
- 主な議題
諮問第57号
東京湾及び伊勢湾における海上交通規制等の見直しについて
諮問第58号
AIS(船舶自動識別装置)の整備等を踏まえた新たな船舶交通安全政策のあり方について
- 議事概要
- 諮問第57号及び諮問第58号の審議にあたり、海上交通ルールと航路標識の概要説明がなされた。
(諮問第57号関係)
東京湾及び伊勢湾の海上交通規制等の見直しについて議論がなされた。
これに対する委員等からの主な意見、要望は次のとおり。
- 規制の見直しについては、東京湾及び伊勢湾ともに漁業関係者の了解のもとに取り組んでいただきたい。
☆諮問第57号については、異議ないものとして答申を得ることができた。
(諮問第58号関係)
AIS(船舶自動識別装置)の整備等を踏まえた新たな船舶交通安全政策のあり方について議論がなされた。
これに対する委員等からの主な意見、要望は次のとおり。
- 今後検討していくに際しては、将来、船舶がどのような仕組み或いは技術レベルに到達するのかが、AIS陸上局とのネットワークに関係していくので資料提供等をよろしくお願いする。
- AISを活用して、レーダー画面上、電子海図上にバーチャルブイを出せることは可能だという発展性があるので拡充してほしい。
→検討する。
- プレジャーボートの安全対策についての海上保安庁の具体的な指針、方針等をお教え願いたい。
→資料のとおり、このような問題意識で議論したいというものを提示している。論点を整理する回と、方向性を考える中間的なまとめみたいな回、最終的な答申をもらうことで計4回ぐらい審議したい。
例えば、水域の分離。地方においては地方公共団体が中心になって遊泳者と水上オートバイ等の遊ぶ海域を分けたらどうかという試みを始めたりしているので、そのような取り組みについて、方向性をだせればと考える。
- AISによる情報把握により安全性が向上している。その効果を高めていくかということで進めていくのは非常に結構なこと。AISの搭載義務船舶は500トンであるが、外国船舶並みの300トンまで範囲を広げていくという検討も必要では。
→海保だけで議論できないが。そのような声も上がっていると認識。
- 500トン以下にもAISが設置されれば、効果があがるだろうが、500トン以下の船舶のほうが費用負担が重いだろう。道路のETCは有料。携帯電話はほぼ無料。普及率の観点からどういう工夫をして普及率を上げたのか、何かヒントになるのでは。
→搭載トン数は海保だけでは決めれないが、有用な機械であれば設置していこうと思う人も出てくるとは思うのでPRも含めて促すような施策も必要と思う。
☆諮問第58号については、異議ないものとして第1回の分科会を終了した。
交通政策審議会 第13回海事分科会 資料
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