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ESTモデル事業を見る/地域からさがす

秦野市

分散通勤

概要

 混雑箇所への通勤自動車の集中を回避するため、平成18年度に市内事業所従業員に市内の混雑地点を示した「秦野市のこんざつマップ」を作成し、配布した。

事業主体

秦野市

協力機関

実施年度

H17~

予算

35百万円

事業の背景

1)地域の特性

  • 市域には「秦野テクノパーク」「平沢工業団地」などの工業団地があり、大企業の工場が立地している。
  • 市域の東西に小田急小田原線(新宿駅~小田原駅)が走っており、市内には4駅が立地している。
  • 市内鉄道駅4駅を起点に路線バスが放射状に運行されている。また、市内には公共交通空白・不便地域が点在しており、一部地域においては、コミュニティタクシーや公共施設巡回バス(無料)で対応を図っている。
  • 国道としては、東西方向に国道246 号が走っており、非常に多くの交通量となっている。

2)市民からのニーズ

  • 特に朝夕のピーク時において、市内の主要交差点において、慢性的な交通渋滞が発生している。
  • 国道246 号は通過車両等で慢性的に混雑すると共に、市内主要道路は生活者の交通等で、特に朝夕において混雑している。

3)気候や自然環境、都市構造上の特性

  • 北方には神奈川県の屋根と呼ばれている丹沢山塊が連なり、南方には渋沢丘陵が東西に走り、県下で唯一の典型的な盆地を形成している。
  • 駅周辺は比較的平坦であるが、市街地から離れると起伏が激しい地形を有している。

4)協力が得られた地元企業や団体の存在

  • 平成17年度から5か年の取組みである「はだの交通スリム化プロジェクト」では、「秦野市TDM検討会」を設置し、取組みを行ってきた。
  • 「秦野市TDM検討会」には、市内事業所、市民代表、市民団体代表、マスコミ、交通事業者、交通管理者、道路管理者等が参加し、検討を行ってきた。
  • ノーマイカーデーの取組みには、100を越える市内事業所、10数団体の市民団体から協力を得た。
  • TDM教育の取組みでは、秦野市教育委員会の協力を得て、市内全小学校で授業を実施した。
工夫・課題への対応
  • カーナビなど情報技術の普及等により、事業(分散マップの提供)の必要性が薄くなった。
  • 継続実施するための課題としては、効果的な媒体での掲載とデータ作成の実施主体が課題と考えられる。
現在の状況・今後の見通し
  • 事業完了
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