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ESTモデル事業を見る/地域からさがす
秦野市
TDM教育
概要
- 平成17年度より、市内の小学5年生を対象に、座学と行動プランの作成(もしくは交通すごろくの実施)からなるTDM教育を実施。
- 平成21年度までに市内全13小学校で実施。
事業主体
秦野市
協力機関
―
実施年度
H17~
予算
―
事業の背景
1)地域の特性
- 市域には「秦野テクノパーク」「平沢工業団地」などの工業団地があり、大企業の工場が立地している。
- 市域の東西に小田急小田原線(新宿駅~小田原駅)が走っており、市内には4駅が立地している。
- 市内鉄道駅4駅を起点に路線バスが放射状に運行されている。また、市内には公共交通空白・不便地域が点在しており、一部地域においては、コミュニティタクシーや公共施設巡回バス(無料)で対応を図っている。
- 国道としては、東西方向に国道246 号が走っており、非常に多くの交通量となっている。
2)市民からのニーズ
- 特に朝夕のピーク時において、市内の主要交差点において、慢性的な交通渋滞が発生している。
- 国道246 号は通過車両等で慢性的に混雑すると共に、市内主要道路は生活者の交通等で、特に朝夕において混雑している。
3)気候や自然環境、都市構造上の特性
- 北方には神奈川県の屋根と呼ばれている丹沢山塊が連なり、南方には渋沢丘陵が東西に走り、県下で唯一の典型的な盆地を形成している。
- 駅周辺は比較的平坦であるが、市街地から離れると起伏が激しい地形を有している。
4)協力が得られた地元企業や団体の存在
- 平成17年度から5か年の取組みである「はだの交通スリム化プロジェクト」では、「秦野市TDM検討会」を設置し、取組みを行ってきた。
- 「秦野市TDM検討会」には、市内事業所、市民代表、市民団体代表、マスコミ、交通事業者、交通管理者、道路管理者等が参加し、検討を行ってきた。
- ノーマイカーデーの取組みには、100を越える市内事業所、10数団体の市民団体から協力を得た。
- TDM教育の取組みでは、秦野市教育委員会の協力を得て、市内全小学校で授業を実施した。
工夫・課題への対応
- 本取組みの必要性、趣旨を教育委員会担当者に理解いただき、協力を得られたことが継続に至った大きな要因と考える。
- 授業実施前に、当日の進行や物件等について、小学校の担任の先生と協議したことも、授業を円滑に進める上で重要と考える。
現在の状況・今後の見通し
- 引き続き、市内小学校を対象に実施
- H22年度より、「目的意識の醸成」、「取組み意義の理解」「授業当日の進行の円滑化」等を目的に小学校の先生方を対象とした「TDM教育研修会」を実施し、取組みの普及を図る
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