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八戸市
ノーカーデーの推進、意義喚起
概要
従来(平成12年)から毎月25日を「ノーカーデー」の日と定め、庁内放送を使って職員の意識啓発行っていたが、現状は実態把握が伴っていなかったこともあり、形骸化していた。
そこで、実効性のある事業にするため、名称も「はちのへ エコ通勤」(ECO2勤)に改め、平成20年度から庁内の各課単位で常にマイカー通勤をしている職員を把握し、車種や燃費、使用しなかった日数などを四半期ごとに報告してもらい、実施率や二酸化炭素削減量等を把握し、その取組結果については、市ホームページに公開しながら推進を図っている。
また、市内企業等が「はちのへ エコ通勤」の取組を参考にし導入してもらえるよう、普及啓発に努めている。
事業主体
八戸市
協力機関
―
実施年度
H18~H20
予算
―
事業の背景
- 八戸市庁では、平成12年度から「地球温暖化対策地方公共団体実行計画 事務事業編」(通称:うみねこプラン)に取組んでいるが、その具体的な取組の一つとして庁内で「ノーカーデー」を呼びかけ現在の「はちのへ エコ通勤」の実施に至る。
- 公共交通は地球環境に配慮した移動手段であるため、通勤、通学、通院、買い物等の際には、できるだけ利用し、持続可能な公共交通を目指していく必要がある。
- 主要な公共交通網は、八戸市を中心として放射方向に、青い森鉄道やJR八戸線、JR東北新幹線の3つの鉄道線がある。
- 市営バスや市外の市町をつなぐ広域路線バスが運行されている。
- 八戸市が実施する「はちのへ エコ通勤」では、通勤の際に、できる範囲で公共交通を利用したり、自転車や徒歩との組み合わせも盛り込みながら推進を図っている。
工夫・課題への対応
- 取組状況を把握する方法として、従来から取組んでいた「うみねこプラン」の取りまとめ方に便乗した。
- 既に各課単位に環境推進員が配置されていたことで、円滑に現状把握や取組結果を取りまとめることができた。
現在の状況・今後の見通し
- 「はちのへ エコ通勤」は地球温暖化対策の一環として今後も継続する。
- 取組んでいる割合は横ばいであり、庁内において更なる仕掛けや工夫が必要である。
- この取組を広く市内企業等に取り入れてもらえるよう積極的な啓発が必要である。
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