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ESTモデル事業を見る/地域からさがす

神戸市H16

「交通体温計」を用いた広域的TFP施策による公共交通利用促進

概要

 「交通系ICカード」を活用して、自宅から公共交通で神戸の都心を来訪し、都心を楽しみながら回遊する仕組みを作ることにより、「便利な自家用車利用」から「楽しい公共交通利用」へと人々の行動を変えていく仕組みの効果を検証していくもの。
具体的には「交通体温計」(移動履歴記録街頭無人端末)を用い、クイズラリー形式による広域的なTFP施策を行い、個人の環境負荷低減効果を個人にフィードバックすることにより、公共交通への利用転換を図る。

事業主体

神戸市

協力機関

神戸高速鉄道(株)
(株)スルッとKANSAI

実施年度

H19

予算

19百万円 (補助事業:平成19年度民生部門等地球温暖化対策実証モデル評価事業/NEDO)

事業の背景

神戸市における自動車分担率が平成2年~12年の10年間で、5%増加していた。(京阪神3都市で最も高い)[自動車分担率:29%](H12京阪神都市圏パーソントリップ調査)
実証実験のねらいとして、「自家用車での来訪者の公共交通への転換」「都心内でのうろつき自家用車の排除」

工夫・課題への対応

交通社会実験KOBEST2007の一環として実施したことにより、単発のイベントではなく、他の施策(ちょいのりバス、商業施設との連携等)と連携しながら効果的に実施できた。
当日中に個人へ結果をフィードバックするため、各端末をPHS回線で接続したが、期間中、回線の安定性を確保するため常時メンテナンス要員の必要があった。

現在の状況・今後の見通し
  • 事業完了
  • 公共交通を活用しながらまちを回遊し、ESTへの認識を深めるイベントとして一定の効果があるため、より利用しやすい簡易的なシステムを構築すれば、EST普及啓発のためのイベントとしての実施の可能性もある
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